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暫く療養と入院、更に手術をしまして映画ブログは更新を怠っておりました。作品は鑑賞してますので、徐々に復帰させていただきます。今後共、よろしくおねがいします。


by turtoone
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サハラ 死の砂漠を脱出せよ

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筆者は全く知らないのだが、この原作はクライブ・カッスラーの「死のサハラを脱出せよ」という大ベストセラーらしい。クライブ・カッスラーといえば、筆者との接点は「レイズ・ザ・タイタニック」の原作者であることくらいである。どうも、英米の現代作家に関してはハリーポッターなどもそうであるが、原本を読む語学力がないので疎遠になってしまう。アメリカでの興行成績も、4月10日付で堂々の第一位(興行収入は185000ドルと然程高くは無いが)を獲得しているが、こういう背景があったからなのかも知れない。監督はブレック・アイズナーって、どこかで馴染みのある名前だと思ったら、何のことは無い、ディズニー社のマイケル・アイズナーが父親。なるほどと、筆者の悪い癖で、またまた鑑賞前から、ストーリー展開が頭の中を駆け巡る。

そもそも、この作品の様なジャンルって、余り理解できないし、評価も厳しい。アドベンチャー・アクション系とでもいうのか、こういうジャンルは以前にも述べたが、どうしても「インディ・ジョーンズ・シリーズ」と比較してしまう。そして、インディ以降の作品で、そのクオリティを少しでも超えた作品は愚か、近づいた物すらないというのが持論。超えた部分が多少でもあるとすれば、SFX技術くらいである。しかも、こういう作品は、年に一本くらいが丁度良く、今年は既に、「ナショナル・トレジャー」を観てしまったから。(但し、あの作品は、従来の物よりも、アクションが抑え目で、謎解きに重点を置いていたので・・・)その少し足りなかったアクションを補うという意味で、併せ技「一本」という感覚であった。しかし、何か新しいアクションがあった訳でもなく、強いて上げる点があるとすれば砂漠のど真ん中に建設された要塞の様な研究所の発想であろうか。それ以外はストーリー(失敬、物語というよりも、その映像表現化という意味で)にかなり無理を感じられた。この作品は、間違いなく原作を文字で追った方が良いだろうと、自身の語学力を毎度の事ながら悔やむ。

作品に出てくるNUMA(National Underwater and Marine Agency)という組織は本当にあるらしい。サイトに拠ると、この映画に描かれていたと同様、水中と海洋の発見によって、海上相続財産の維持や、難破の人工物の基礎考古学的な調査・保存を目的とした非営利団体であると書いてある。映画に出てこなかった部分としては、Clive Cusslerという人によって創設された事くらいである。なるほど、この人こそ原作者その人では無いか。さすがに、「レイズ・ザ・タイタニック」といい、この分野はカッスラーの独壇場という世界なのであろう。

もうひとつ、アフリカに関して、殆どといって良いほど無知だった筆者が勉強をする機会になった。マリ共和国については4年に一度、五輪の開会式入場行進くらいでしか遭遇することが無い。アフリカの民族紛争問題というのは、時として、今の西洋人が勝手に線を引いた国家の枠組みを大きく超えた部族という定義が大きく、これは21世紀の世界観からは考えられないほど根深い。因みに今現在のこの国の国勢は、国民総所得が日本の約1600分の1、識字率は40%、高等学校への進学率は全体の1%、そして平均寿命は43歳で、乳児の死亡率は12%であるという。国土の70%をサハラ砂漠が占めるこの国の事を少しでも知ることが出来たということは筆者にとって鑑賞の価値があった。NUMAのことといい、こういう部分で勉強になる点については、アドベンチャー作品の効用ではなかろうか?

筆者も「リチャード・ニクソン~」を観にいったのが、時間が合わなくて変更したくらいなので、アクションとSFXはシアターの方が迫力はあるものの、積極的にお薦めすることは無い。

それと、どう発音してもマシュー・マコノヒーでなく、マコナヘーだと思うのだが・・・。


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by turtoone | 2005-06-18 00:03 | 映画(さ行)