暫く療養と入院、更に手術をしまして映画ブログは更新を怠っておりました。作品は鑑賞してますので、徐々に復帰させていただきます。今後共、よろしくおねがいします。


by turtoone
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僕の彼女を紹介します ~新作DVD~

b0046687_18145338.jpg「誰にでも秘密がある」のプレビューでも少し触れたが、韓国の映画やテレビ作品のテンポというのは本当に遅い。テレビは兎も角も筆者がそれを映画で特に感じたのが、「猟奇的な彼女」という作品で、要するに、この監督/脚本(クァク・ジョエン)と主演女優(チョン・ジヒョン)コンビである。本作品も前回同様言い方は悪いが「かったるさ」が頭から離れなかったので、敢えて劇場での鑑賞は控えてDVDの発売を待った。そして、やはりその「かったるさ」は今回も同様であった。

具体的に述べると、例えば、最初のひったくりを追いかけているシーン、ふたりの仲が睦ましくなっていく過程、必要以上のアップシーン、凶悪犯のシーン、ガキ共に奢るシーン、部屋で風が吹いてくるシーン等々、上げれば限が無く、偉そうにいうわけではないが、この作品はコメディなので、こういう余計なシーンをカットして90分程度に纏めた方がテンポも上がり、作品としてのクオリティが上がってくる。韓国映画に共通することであるが、方向性は日本の映画でなく、香港やハリウッドに向いているのだから、それは正しい選択である。映画には、「捨てシーン」というのがあり、要するに最初から使う予定は無いが、重要なシーンのために俳優やスタッフのテンションを上げるために、シナリオには載っていて編集で削る部分があるが、そういうシーンを削らないで「粗編集」した参考用テープを観ている様であった。

しかし、良い点も幾つかあった。まず、これは直接物語りには関係しないのだが「49日」という考え方。筆者は韓国語に関してまったく解らないのでオリジナルでは何といっているのか確かでないが、日本語訳としても「七七法要」を創造させる辺りの狙いがあるのであれば大変効果的であった。台詞でも、病院でヨ巡査が病院で回復の兆しが見えたときの上官の言葉とかもハリウッドっぽい。ラストに特別出演させた「彼」の発想もユーモアがある。また、チョン・ジヒョンの美しくて長い髪は効果的で、特に本作品は「風」が主題なので、靡いた髪は印象的である。

韓国テレビの連続ドラマは、週に2回放映で1回辺りも70分というのが標準らしいが、映画もそういうノリで作っているのだとしたらそれは大きな間違いである。もっと、撮影・編集に掛ける時間と、お金を使うべきである。前述した様に、邦画なんかに比べると方向性は正しいのであるから、後は「掛けるところに掛けて」欲しい。もっとクオリティの高い作品が作れる筈である。


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by turtoone | 2005-05-05 05:45 | 映画(は行)