暫く療養と入院、更に手術をしまして映画ブログは更新を怠っておりました。作品は鑑賞してますので、徐々に復帰させていただきます。今後共、よろしくおねがいします。


by turtoone
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バックドラフト ~My Collection~

b0046687_22501830.jpgこの作品は理由は良く分からないが、日本ではやたらとヒットした。公開中もさることながら、その後、ビデオもDVDも売れまくり、テレビのロードショウでも高い視聴率を記録している。筆者にはその辺りが良く分からないが、でも、多くの人が支持をしているという作品なのだから、それはそれで認めざるを得ない部分である。

全く逆の言い方をすると、では悪いところがあるのかというと、別に目立って悪い部分はない。公開当時、旬なスターとしてカート・ラッセル、ベテランでデニーロ、若手でウィリアム・ボールドウィンという配置も良い。ストーリーも途中で殆ど犯人が分かってしまうが、無理な展開は無い。特撮とCGは合格点以上だ。特に、こういう作品にCGという考え方を持ち込んだ作品としてはかなり発想が早かったと思う。何よりも、消防士という、世の中になくてはならない職種でありながら、余り日頃脚光を浴びることの無い人たちにスポットを当てたという部分は大きかった。この作品がきっかけどうかは分からないが(この作品鑑賞をしてから筆者の意識がそういう方に向いただけかもしれないが・・・)「火」の動きというのを科学的に取り上げる特番が日本でも随分増えた様だった。特に、「酸素」との関係は、色々な角度から取り上げられ、いざ火事の現場に出くわした時には、どういう火の回り方に気をつけた方が良いか等という実際例では色々勉強になっているが、その発端になったのではないかと思う。

筆者がこの作品でもっとも印象に残っているのは、実は、出番は少なかったが、ドナルド・サザーランドの演技である。この作品の演技は彼自身を象徴しているといえる。ドナルドは役者になるまでには数奇な運命を辿っている。カナダの出身、子供の頃病気で死にかけたり、少年時代は人気DJとして活躍し、その後トロント大学で機械工学を学んでいたが、在学中に演劇に興味をもち、博士号取得直前で断念し、演劇活動に入った。アメリカの役者としては所謂、典型的なインテリ俳優の部類であるが、彼が映画界にデビューした当時の北米俳優の中で、インテリは毛嫌いされたのが災いした。本来はもっと、数々の作品に主役級で出演して良い俳優である。

そういう意味では、日本で脚光を浴びたのと違う理由で、印象に残る一本となったのも事実である。こういうところが映画作品というのは面白いものだと思う。


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by turtoone | 2005-04-18 23:56 | 映画(は行)