暫く療養と入院、更に手術をしまして映画ブログは更新を怠っておりました。作品は鑑賞してますので、徐々に復帰させていただきます。今後共、よろしくおねがいします。


by turtoone
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ブリジット・ジョーンズの日記              きれそうなわたしの12か月

前作「ブリジット・ジョーンズの日記」のレビューの原稿で、筆者は悪戯に続編を作る昨今の風潮に大反対した。b0046687_0582859.jpg勿論、そのポリシー(なんていうほど立派なものではないが・・・)は変わっていないが、かといって、全く作品を観もしないで何かモノをいうのも大人気なく、卑怯な気がしたので、行ったきた。「エターナル・サンシャイン」同様、カップルばかりだった。なんて、格好いいことを言っているが、やはり、レニーは一映画ファンとして、ものすごく気になる女優なのだと、今回の行動を自己分析してみたりする。

さて、作品についてだが、少し驚いたのは、随分前作とタッチが変わったところである。勿論、パロディは相変わらずお約束で健在なのだが、大きく違いを感じたのは音楽である。それで、鑑賞中にパンフレットで確認したら、監督も変わっているので驚いた。実は、筆者としては多少仕事的にも共通することであるが、ドラマの主題歌やCMの音楽って、やはり作り手がかなり重きをおいて拘るところであり、例えば、CMなんかは特に顕著で、直にプロデューサーとか音楽担当の「年齢」がバレてしまう。やはり彼らが青春時代の音楽というのが最もよく使用されるのであって、そういう意味ではこの続編は筆者にドンピシャだった。映画作品に締める音楽の重要性というのはかなり高く、やはり、スクリーンに投影されている俳優の表情の次に、その心理を表現する手段であるから、選曲が良いと、不思議と映画作品のクオリティというのもぐーっと上がってくる。筆者の場合はそれが特に顕著なのかもしれないが、音楽が良いと、作品の評価も上がり易い傾向にある。

特に、筆者の最も好きな、10CCの"I'm not in Love"は、ズルイですな。正直、これは反則です。余談ですが、この曲はクリスマスパーティにかけても良いし、失恋した時、部屋を真っ暗にして聞いても良いし、筆者などは、詞の内容は度外視にして、結婚式にもかけましたから。それくらい重宝する曲であるし、筆者にとっては大事な曲。丁度、年代が少し上の方々がプロコレ・ハルムの「青い影」を別格にしているように、筆者、並びにこの年代には特別な一曲。痛いところをつかれた、それがまた、いいところでかかる。

映画の製作者もかなり同年代が増えてきたなという印象が強い、また、それを如実に感じた作品となった。そういう様に考えると、このブリジット・ジョーンズというコンセプトも、発想の根源は自分の年代だと翻ってみれば納得する。個性だとか、感性がもてはやされた時代であり、人は努力とか蓄積を忘れ、好みとか小手先に走った時代であった。恋愛でも、熱愛なんていうものが蔑視され、表向きの愛情表現、軽いノリなんていうものが、良いものだとされた。勿論、そんなものが全部偽者だっていうことを、それから20年以上経った後に証明されて、あとの祭りに佇んでいる世代というのが、筆者の同年代である。そういう意味では、音楽の回顧を通して、当時の誤まった風潮と、その上によって成り立っている、この作品の本質に気がついたとき、何故だか、愛着が沸いてくるのであった。そういう意味で、筆者に限っていえば、この続編はまぁ良かったのではないかと思う。

しかし、更なる続編はもう止めて欲しい。このままではレニーが本当に体を壊してしまうから・・・


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by turtoone | 2005-04-05 22:55 | 映画(は行)