暫く療養と入院、更に手術をしまして映画ブログは更新を怠っておりました。作品は鑑賞してますので、徐々に復帰させていただきます。今後共、よろしくおねがいします。


by turtoone
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パイレーツ・オブ・カリビアン ~My Collection~

b0046687_0294889.jpg実は、筆者は余りジョニー・ディップに関して詳しい方ではない。勿論、名前は良く知っている。例えば、ブラッド・ピットと同じ1963年生まれであること、そのブラピと「テルマ&ルイーズ」のキャスティングを争ったこと、筆者の大好きだった故リヴァー・フェニックスの親友だったこと、筆者の大好きなウィノナ・ライダーと「シザー・ハンズ」で共演し、一時期は婚約者だったこと、筆者の大好きなディカプリオの名演技「ギルバート・グレイプ」で共演していること、そして、筆者の好きな映画「ショコラ」に出ていた事、前述の「シザー・ハンズ」と同じ、筆者の大好きなティム・バートン作品の「エド・ウッド」、「スリーピー・ホロウ」に出演していること。なんだ、良く知っているじゃないか?良くこうもスラスラ出てくるよと思いきや、前述したものには、「ジョニー・ディップだから~」というものがひとつもない。筆者の中では長いことそれだけの印象しかなかったのも事実。

しかし、それを一気に覆してくれたのが、あろう事か、この「パイレーツ・オブ・カリビアン」という作品だったのである。この作品も例に漏れず、「ジョニーで・・・」観たわけではない。御存知、ディズニー絡みということで、ある意味では「トイ・ストーリー」や「ポカホンタス」と余り変わらない感覚で観にいった。それが、驚いた。ジョニーという俳優はもっと軟弱な俳優だと思っていた。彼の演じているジャック・スパロウという役どころがまた何とも言えない。最初に出てきたところから、健康的な意味で可也観客の度肝を抜く。ジョニーのファンには、嫌ダァと思わせたに違いないが、筆者的には「やるなぁ」と高めの評価から始まる。そして。ジャックの言うこと、やることのひとつひとつが少しずつ「妙」で、分かっていても、ズイズイ引きずりこまれる。この辺りのつかみというのはとても巧妙で、それもそのはずなのが、ジェリー・ブラッカイマーだからである。彼の製作する作品は、どれも最初の「掴み」が上手い。まだ観ていない最新作「ナショナル・トレジャー」もそれを期待。

ストーリーも面白い様に、「思惑通り」に進む。メイドの忠告に、自分の名前を偽って窮地に入り込む、キーラ・ナイトリーだったり、オーランド・ブルームも救済にジャックの力を借りるという殆ど予想通りの行動をする。それでいて期待を持たせるのは、このジョニー演ずる海賊が、本当は何物なのだろうとか、本心は何処にあるのだろうという見た目にも「ふらついた」演技に見事に観客として振り回されるところにある。正直なところ、記事の冒頭からズラズラ列記したジョニー・ディップ関連の作品を一度、今までと違い、彼を中心に見直す必要があることを感じさせた。更には、今年、公開の「ネバーランド」がこの衝動に追い打ちを掛けたに相違ない。次の作品も、久々、ティム・バートンとの共演で「チャーリーとチョコレート工場」(こういう日本語タイトルになったそうだ・・・)。期待が持てる。

海賊といえば、先日も日本船が海賊に襲われるという事件が起こった。あの界隈に海賊が頻繁に出るようになったのは15年くらい前からで、これまで、日本船は殆ど見逃されていた。アジア各国政府や、海の警察が日本船を対象外にするようにと警告していたし、勿論、直接では無いが、日本籍船は便宜を図られてきた。今回の事件は、彼らが無国籍になったのか、当該国政府の力や警察の監視が衰えたのか、それともどこかの国のテロ組織同様、無差別になったか、逆に、アメリカの同報日本船だから狙われたのか、事実は闇、ならぬ海上の霧の中である。いずれにしても、この映画に出てくる、愛嬌のある奴らではないことは確かである。

作品ではジョニーと共に、ジェフリー・ラッシュが光っていた。そもそもは舞台俳優で、演出など多才なところをみせていたが、映画デビュー作「シャイン」で、いきなり、トム・クルーズを抑えてオスカーを獲得したことで、筆者の顰蹙を買ったが、それも束の間、何といっても「恋に落ちたシェイクスピア」の演技は絶賛。特に、あのなげやりな笑い方は、この作品でも健在で、他の主要出演者の個性が弱い(というか、キーラもオーリーもまだ若く、浅い)分をカバーして、尚、余りある存在感である。絶賛、プロの仕事を実感する。

「ヴァンヘルシング」同様、この作品も「娯楽」である。娯楽だから、「2」も「3」も製作されるのであろう。


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by turtoone | 2005-03-31 23:55 | 映画(は行)