暫く療養と入院、更に手術をしまして映画ブログは更新を怠っておりました。作品は鑑賞してますので、徐々に復帰させていただきます。今後共、よろしくおねがいします。


by turtoone
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ハウルの動く城

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宮崎アニメはいつもプロモーションが独特であるが、今回の作品は正直なところ、このプロモーションに騙されたという印象である。まずはヒロインの声だ。18歳から90歳を出来る声として、選んだという倍賞さんに期待したが見事に外した。所詮、声優が本業でない彼女に声を使い分けはできず、特に若い声は艶が無く、かなり無理があった。他の俳優は然程気にならなく、世間に言われるキムタクのハウルも、別に、キムタクだと思えば良い。というか、宮崎監督はキムタクのアテレコを聞いて初めてハウルってこういう声だと感じたらしいが、それが、結論から言えば、キムタクだからそれでいいっていうところがある。筆者はハウルイコールキムタクで観ていたからもそれで正解だった。

但し、ストーリーは理解に苦しんだ。ネタバレしない程度に言えば、これはただのラブストーリーで、この作品から得るものは何も無かった。「千と千尋」「ナウシカ」から得られる様な感動は全くといって無い。

しかし、ふたつだけ、宮崎さん特有の世界を見せつけてくれた。ひとつは、「千と千尋」でも、千尋の境遇が突然変わったときと同じように、今回は突然90歳の老婆になったときの人間の心の描写と、ではそういう場合に人間は何をすれば良いかという彼なりの提言には、いつも関心させられる。

もうひとつは、「空」へのこだわりで、これは「もののけ姫」以外の作品ではすべて、空を飛ばしているが、今回は「空を歩く」ことにこだわり、それを観客にも教えてくれた。映像的には空の階段を下りるときって、こういう感じだろうなっていう疑似体験をさせてくれた。

こういう素晴らしい脚色が随所にあった故、作品の主題が不明だったのは残念だ。


最後に、日曜ということで小さな子供連れが多く、全く関係ないところで「笑われる」のには、正直メーワクだった。やはり21時以降でないとジブリはゆっくり鑑賞も出来ないのにも困ったものだ。


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by turtoone | 2004-11-21 15:15 | 映画(は行)