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暫く療養と入院、更に手術をしまして映画ブログは更新を怠っておりました。作品は鑑賞してますので、徐々に復帰させていただきます。今後共、よろしくおねがいします。


by turtoone
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栃東、二度目の陥落に思う

引退した武双山に続き、今度は大関の「栃東」が休場、今場所はカド番だったため、来場所は関脇での土俵となる。栃東が左肩を痛め休場、大関から陥落へ
栃東、二度目の陥落に思う_b0046687_12394484.jpg大関から二度陥落した力士は、魁傑、貴ノ浪についで三人目という不名誉に名前を連ねてしまった。大関というのは、下からも突き上げられ、且つ、常に優勝争いに絡まなければいけない一番大変な地位。更に今年初場所から実施された「公傷制度廃止」により、大関は受難の時代に入ったといえる。特に、栃東関は、そもそも体に恵まれているわけでは無い。父が相撲巧者と評価された玉ノ井親方(元関脇栃東)、高校の先輩「元横綱第3代 若乃花」を尊敬し角界入りしたものの親譲りの小さな体で、先輩若乃花のほどの俊敏な運動神経は持ち合わせず、横綱貴乃花に習い、上半身の筋肉をつけることで体重ょ増やした。しかし、その無理が、随所に出てきた。ここ何年かはまさに満身創痍の状態での土俵だった。

栃東は28歳。本来なら一番「強い時期」に入っているものの、同じ年齢の大関千代大海も同じように6日間で2勝4敗という不成績。理事長のいう単に「世代交代」だとは思えない。先日の武双山の引退も併せて、大関という地位をどう考えるのか。同時に大関になるにはもう少し基準を上げる必要もあるのではという事と一緒に、公傷制度の問題も考えるべきだ。
by turtoone | 2004-11-20 13:07 | スポーツ