暫く療養と入院、更に手術をしまして映画ブログは更新を怠っておりました。作品は鑑賞してますので、徐々に復帰させていただきます。今後共、よろしくおねがいします。


by turtoone
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この作品のレビューに関して言えば、多分、男性と女性では随分感想や作品の見方が違う筈だと思う。予め申し上げておくが、もし何か女性方に失礼な表現があったとしたらお許しを願いたい。この作品に限って言えば、男性では全く気づかなかったり、普通に使ってしまう言葉でも、作品に関連して、女性を傷つけたりしないかと不安である。と、同時に、本質的に見るところや、気になるところが違うと思う。R-15指定には、そんな含みも感じられる。

結論からいうと、この作品、この半年間の間に鑑賞した作品の中では色々な意味で一番素晴らしい。「シンデレラ・マン」以上かもしれない。理由を挙げると、まず作品の構成である。特に、フラッシュバックの繋ぎが良く、法廷シーンの感動と時系列の処理がうまかった。法廷モノも回想で繋ぐと、ポイントがずれてしまうことが多いために、殆どの作品(法廷が出てくる作品)では、どこかに法廷シーンを纏めて持ってくる。纏めて持ってこない作品は、主人公が弁護士や検察官で、その事件そのものや法律家に焦点を当てている物が殆どである。二次的にこういう作品は、裁判内容のポイントがずれてしまうが、この作品は、裁判も大きな要素であるが、本題は炭鉱における男女差別の遍歴と、そこから権利を勝ち取ろうとする一女性の半生にある。その焦点が最後まで呆けなかったのは構成と脚本の妙である。

しかし、それだけでなくこの女性は、この男女差別な環境と、そこから立ち上がろうとすることによって、人間として失ってしまった大切なものをひとつずつ取り戻していく。つまり、自身も成長し、自身も本当の人間としての素晴らしさを始めて気づいていくのである。その辺りのアメリカ人の大好きなテーマを作品の中にものの見事に埋め込んだと思う。この点に関しては、筆者が登場人物の中で、父親役(リチャード・ジェンキンズ)に一番感情移入できた点にある。特に終盤の労組大会のシーンでの父の発言には涙が止まらなかった。初めて娘を信じ、理解し、誇りに思った瞬間は、二女の父である筆者にはここでエンドロールが出ても良いと思った。そして、父の信頼を勝ち得たヒロインがラストに向けてまでの行動は力強かった。この辺りのボルテージが、ここ半年、いや、ボルテージだけだったらここ数年観た作品の中ではトップだと思う。何度、彼女の勇気に拍手をしようかと思ったが、多分この辺りが冒頭に述べた女性の方とは、感動のポイントが違うのではないかと思ったのである。

また、扱っている問題の重さにくらべて全編を通して思ったほど作品の色が暗くならなかった。これは、シーンの合間に入る音楽の効果であると思う。何が特別に良いというのでなく、挿入の仕方が実に上手かった。流石はボブ・ディランというか、安心感を与える声が今後の展開をある程度予想させ、音楽効果って作風をこういう様に変えてしまうことが出来るのだと思えた使い方であり、ひとつ勉強になった。

そして、シャーリーズ・セロン。「ウォーク・ザ・ライン」を観ていないからリーズ・ウィザースプーンの演技の程が分からないが、回りに演技巧者が揃っていながら、この光る演技は見事。「モンスター」ではない、素顔のオスカー受賞に繋がって欲しい。勿論、フランシス・マクドーランドも受賞の対象になってくる筈だが。ショーン・ビーン、両親役のジェンキンズと、シシー・スペイセクと、勿論今までに幾つも名演技があったが、この作品はそれ以上である。思えば、今までこういうヒロインはジョディ・フォスターやジュリア・ロバーツの独壇場だった気がするが、シャーリーズ・セロンも、ついにその域に上がったと言えるのではないか。撮影効果として、セロンがどんどん綺麗になって、ラストが一番綺麗な彼女に戻っているところも、ちょっぴりファン・サービスの要素も入れた作品の「遊び」という言い方は失礼だろうか。

ニュージーランドの才媛監督、ニキ・カーロの活躍には、今後も期待するところ大である。


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by turtoone | 2006-01-29 22:24 | 映画(さ行)
b0046687_22525060.jpg筆者の拙い鑑賞経験の中で、この作品内容は、現実と非現実の境界を無くした最初の作品である。今でさえ、色々な空想ものがあらゆるジャンルに蔓延っているが、この様な文芸作品の中で主人公の強い思いと意識を表現し、更に、非現実な実現を軽いタッチの「夢実現」の描写をしているところにこの作品の秀逸さを受け取ることができる。

「ジョー・ブラックをよろしく」という映画作品と同様、この作品も物語の進行が悠然と進む。だがこの作品の上映時間は106分と決して長い訳ではない。しかし、その一方でメッセージがこれだけ沢山凝縮されている映画作品も珍しい。テンポがスローなのは、上映当時はまだブームでなかったスロウライフを模索させるし、同時に現代アメリカ社会の時間進行の速さも皮肉っている。そして、一番大事なものを忘れ去ってはいないかという警告をフィールド、つまり「ベースボール」というアメリカで生まれた「文化」を通して語りかけて来るのである。しかも、「エイトメンズ・アウト」でも作品化されている様な大リーグ史上有名な事件を取り上げ、しかし、それでも大変理知的に、芸術的・紳士的に、事件としてでなく物語性を前面に出した味付けと製作コンセプトは、アメリカ人のみならず、現代文明圏に棲息する人間は皆、考えなければいけない問題である。事件性でなく、本当に大切なことを忘却してしまっているすべての人間を問題視しているのである。

それでいて難解でない。この作品の良さはそこにある。そしてそれは簡単で「答えは自己の中にある。」からである。主人公の中から声が発せられ、外部の情報を元に、主人公の頭の中でその謎解きのプロットが構築されていく。そう、人間は、全て、自己の中に問題と回答を抱えて生きているのであるが、喧騒の中でその回答を見つけられないばかりか、自己の中からの問題提起すら忘れてしまっている。「迷ったときは心の声に従いなさい」と、少年時代に読んだ数々の冒険小説の究極のテーマはそこにあった様な気がしてならないが、それを今一度思い出させてくれた作品でもある。

ケビン・コスナー(ケビン・コストナーという説もあるが)が最高。今思うとケビンはこの時代が一番良かった。1987年「アンタッチャブル」、1989年のこの作品、1990年「ダンス・ウィズ・ウルブス」、1991年「JFK」迄が彼の最も良かった頃だと思う。その後は、スタローンと並ぶ、ラジー賞の常連となったが。一方でケビンはベースボールの作品によく出演しているし、同時にに彼はベースボールがよく似合う。トム・クルーズも「ベースボール好き」な役が多い(本人も本当に好きだから仕方無いが)が、役柄的に少し背が小さいのが残念。

筆者はベースボールは独立宣言、南北戦争に並ぶアメリカの歴史的現象だと捉えている。そして歴史的であると同時に新しい提言でもある。ベースボールはアメリカの未来を開いていく可能性でもある。だから現代人が忘れつつある問題点を、一方でとうもろこし畑という合衆国異民族の集合体が共通に思う郷愁を表現していると同時にベースボールに託したのである。心休まる作品だ。


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by turtoone | 2006-01-28 22:59 | 映画(は行)
b0046687_23473163.jpg数ある映画作品の中でも、万人が良いという評価をする物は本当に少ない。勿論、そこには作風や監督、俳優の好き嫌いも自ずと生じてくる。又、鑑賞者の満足度という部分も大きな要因だ。この類いは特に続編やリメイクの評価にはつきもので「もっと他の表現があった筈だ…」、「あそこはこうなんじゃないの…」等、前評判の良い作品ほどその満足度を上げるのは難しい。表題の作品は、前述の万人が高い満足感を味わっているだろうと思われる数少ない映画作品のひとつではないか。

しかしながら、それには幾つかの理由がある。

まず、タイトルが良い。ライフイズビューティフルっていうこのどんなライフであり、どのようにビューティフルなんだろうと、英語というより、言葉のリズムの良さにひかれてしまう。単語としての英語でなく、ビューティフルっていう状況に憧憬がある。そして(しかし・・・という接続語の方が適切?)戦争映画、しかもナチの強制収容所を扱っている。この設定では、筆者にとって「シンドラーのリスト」以上の作品は無い。だが、それは筆者にとってであって、先程の「ビューティフル」と「ナチ収容所」はダイレクトに直結するものではない。ここに、またこの作品の「意外な接点」という魅力が生まれて来る。さらに言えば、この「イタリアのチャップリン」と称されるイタリアの天才ロベルト・ベリーニと、カンヌ映画祭での「審査員特別グランプリ」受賞である。この「バルム・ドール」ではなく、「特別グランプリ」という賞が良い。因みにこの年のパルム・ドールは、ギリシャの巨匠、テオ・アンゲロプロスの「永遠の一日」だったが、知名度が低い。この監督もやはりその3年前に「ユリシーズの瞳」で審査員グランプリを獲得している。また、この作品は大きく分けて3部に分けられている。主人公グイドとその妻ドーラの出会い、息子ジョズエの誕生、そして、強制収容所での生活の3編である。この3部構成というのは、ヒット作や名作の常道である。要するに総括するとタイトルが魅力的だが、ハリウッドで作る大作ではなく、専門家に認められていてコアで独特な作品と思いきや、戦争という悲劇を違う観点からユーモアたっぷりにきちんとした構成で作り上げた作品である。序ながら、こういう作品は、予定以上に「ヒット」もする。

カンヌでは大絶賛で、いきおい、オスカーまで行くかと思われたが、「恋に落ちたシェイクスピア」 というこれまた10年に一度の大作が控えていたために、ここには届かなかったが、ロベルト・ベニーニは主演男優賞を取った。監督賞を「プライベート・ライアン」のスピルバーグが受賞したことを考え併せると、結果的3強が賞を分け合ったともいえる。勿論、外国語作品賞を獲得したことはいうまでもない。

作品は終始ベニーニ自身の「ポジティブ・シンキング」が全体を盛り上げ、更に引っ張る。悲惨な戦禍にあって、希望を失なわないということだけでなく、創意工夫の仕方、逆境を乗り越す方法論、想像力の養い方、そしてどんなことでも願いは適うことを教えてくれる。平常時でなく、有事のしかも、世界で一番悲惨な出来ごとだった環境下でそれを実践、提言したことの重要性は高い。

この作品は、以前エンタメ誌で読んだ特集記事で、「お笑い」の芸人達が挙ってトップランク、ベスト作品に挙げていたが、その理由は大変良くわかる。人生は美しいものだと、誰もが信じ続けていたいからであろう。


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by turtoone | 2006-01-24 23:52 | 映画(ら行)
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「プライドと偏見」同様の宣伝コピー。どう考えてもこの作品が「恋におちたシェイクスピア」を例えに出すのは、監督がジョン・マッデン、主演がグウィネス・パルトロウだから「あの感動から7年」という言い方は正しいが、それに比べて「プライドと偏見」に関しては疑問が残る。そのマッデン監督にしても、間に「コレル大尉のマンドリン」一作品を挟んでのグウィネスとのコンビであり、またグウィネス自体も、7年前の名作以降は女優として輝かしい活動をしているとはいえなく、ご存知の様にプライバシーが前面に出ているなどということから、色々な意味で注目の作品となったのも事実である。今週封切りの中でもまずは、どうしてもこの2作の比較をしたかったので、敢えて「スタンド・アッブ」、「有頂天ホテル」という問題作・話題作をふってまでの鑑賞であった。

最初にグウィネスが27歳の役をやっているところが驚いた。確か、「シェイクスピア」に出演したときがその年齢くらいであった筈だ。序ながらグウィネスの演技について書くことから始めたいが、この作品での演技は、彼女が一流の女優として成長した証になった。このストーリー同様、彼女も父との死別があり、また、母となり、一段と人間としての深みを感じることが出来た。特に、監督・脚本・プロデュースをこなす、父、ブルース・パルトローはグウィネスがこの世界に入ったきっかけにもなった人物で、尊敬して止まない父親以上の存在であったという。当作品のヒロイン・キャサリンと全く境遇が全くダブルのである。その父親役にアンソニー・ホプキンスと、更に「アトランティスのこころ」で共演したホープ・ディヴィスが今回は父娘役(グウィネスの姉役)で出演しているところも中々興味深いキャスティングである。今回のグウィネスの役どころは大変難しい内容であった。父を尊敬し、父と同じ才能を秘めながら、父としてでなく天才数学者への羨望と嫉妬を併せ持つ。しかし、その父は最早、老いと病から娘の介抱がなくては生きててかれない。それだけなら良いが、その父を崇拝して止まない数学者の卵(ジェイク・ギレン・ホール)が、悪気は全くないもののこの父娘の中に執拗に割り込んでくる。父の病を知っているグウィネスにとっては、だからこそ自分も同じ病いにかかると自己暗示に係り、同時に自分を見失っていく。というこれだけの要素の多い役を僅か100分少しの作品で表現するのだから、大変な役だったが、無難というよりも寧ろ、グウィネスの新境地を出しながら見事に演じきれていた。正直、ヴァイオラ&トマス・ケントの様なビューティーアンドセクシーな俳優・演技ではなかったが、今の彼女には、どんな人間もみんな悩んでいるが、悩んでいるから解決策も見つかるのだし、明日への希望もそこから生まれてくるという世界中への強いメッセージを贈れる演技が出来る様になったといっても過言ではない。そういう意味では、7年前の主演女優賞よりも、演技の質は数段高いところに上がったと言い切れる。

数学という学問の深さについての筆者の見解は、「ビューティフル・マインド」のレビューで書いたのでここでは割愛する。しかし、この父娘もそうであるように、天才とは悩み多きもので、また、天才にしか理解できない(嫌、天才にも理解できない)のがこの社会の運命だったり、親子関係だったりするのであり、これは数式で表すことが出来ないからである。但し、この作品では、その天才というものの理解を、「ビーティフル~」が二人称であつたのと違って、一人称で解決・表現しようとした点は、この企画の試みに拍手を贈りたい。

しかし、途中でホプキンス演じる父が証明した「数式」って、本当に凄い内容なのだろうか? 数学という理念・概念を数式でなく言語でした表現できない筆者にとってはチンプンカンプンだったので、もし、何方か数学に精通されている方がいらしたら、是非、お教え頂きたい。


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by turtoone | 2006-01-15 00:11 | 映画(は行)

プライドと偏見

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「恋におちたシェイクスピア」のレビューで書いたように、奇しくも今週あの名作の栄誉を広告手法に使用した、2本のオスカー狙い作品が公開された。この「プライドと偏見」と「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」である。まずは、上映時間の都合から表題作を先に鑑賞した。

原作は、「ブリジット・ジョーンズの日記」でも知られる、ジェーン・オースティンの「高慢と偏見」。この作品がやたらとオスカーの呼び声が高いのは、この原作に基づいた文芸ロマン作品にある。よくよく考えてみるとこの一年はこの類いの作品が少なく、所謂「オスカー好み」のひとつである文芸大作が少ない。18世紀末のイギリス、その保守的貴族社会の中での男女関係は、昨年の作品賞「ミリオンダラー・ベイビー」に繋がる人間ドラマをも彷彿させる。

しかし、正直なところを書くと、筆者的には前半は睡魔との戦いであった。確かに冒頭から舞踏会の場面までは流れが良かった。イギリスの爵位の無い中流家庭の描写は美術的には良く出来ていた一方で、物語は特に目新しい素材もなくトントンと進んでしまう。しかし、約50分くらいのところで急展開する。それ以降は、ストーリー的には次のシーン、また次のシーンへま期待が膨らむテンポの良い展開である。この辺りまでくると、漸く、この5人娘の家庭と、それぞれのキャラもしっかり把握出来る様になる。言い方を返れば、序盤の舞踏会のシーンを除けば、やっとこの辺から面白くなってくるのである。逆にいうと、前半は、やたらとこの時代の背景(女性には相続権がなく、資産家の男性と縁組をしないと幸せが訪れない)説明と、長女の話を引っ張りすぎてしまった感がある。実は、筆者がもっとも感情移入できたのが、ベネット夫人(5人娘の母)役のブレンダ・ブレシンであったのも自分で笑ってしまう。「親」という立場もあるが、5人も娘が居て、自分以外の家族の6人が全て女性だと、父親(ドナルド・サザーランド)はこんな借りてきた猫みたいになってしまうのかという部分での共感(筆者は3人の女性に囲まれて同居)もあるが、彼女のコミカルな名演技も含め、作品の出演人物の中で最も共感が出来た。逆の言い方をすれば、キーラ・ナイトレイ演じるヒロインが然程魅力的に感じなかった。キーラはまだ若いからかも知れないが、感情が前面に出てこない俳優だ。黙っていると潤んだ瞳が綺麗なので素敵な女優だなぁと思うが、後は得意の超早口(これはどの作品でも同じ?)くらいで、残念ながらまだそこまでである。今後に期待。

さて、冒頭にも書いた様に、この作品がオスカー候補になるかどうかに関しては甚だ疑問である。文芸ドラマという領域で考えても、そんなに内容の濃い物語だとも思わない。一昨年、「コールド・マウンテン」でレネーが助演女優賞を獲得したが、内容的に、この作品と比較しても、「コールド~」には見劣りしてしまう。美術も、単純に「シェイクスピア」と比較はできないか、このオスカー作品が17世紀イギリスの町並みの再現と、衣装その他に歴史的考現学を持ち込んだ新解釈を打ち出したことに比べると、そんなに観るべき物が無かった。それに前述したが、やはり前半の退屈な部分は、作品への感情移入を妨げられたという点で大きなマイナス要因である。

敢えて賞に絡むとすれば、助演女優で母役のブレンダ・ブレシンだけでなかろうか?


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by turtoone | 2006-01-14 21:36 | 映画(は行)
b0046687_1559032.jpg映画は色々観て来た積もりなのだが、こんなに難解な作品は正直なところ、初めてであったし、その思いは今も変わらない。マトリックスという単語だけを考えれば、21世紀という電子工学な世の中に、当然ながら一つの考え方として、筆者の様な凡人でも、最低持ち合わせて居なくてはいけない考え方である。しかしながら、この作品の主軸になっている部分は、数学的配列からは程遠い、奇跡とか、情愛とか、嫉妬とか、そういう部分を持ち合わせているので、筆者としてはある程度高い評価が出来る。難解、つまりストーリーの根底を理解できなくて評価が高いというのも、おかしな話ではあるが。

機械文明の代償は大きくのしかかって来ているという警告は前世紀より、多くの科学者から指摘されて来たが、それは機械文明の中でその扱い方を間違えた場合か、それが地球環境を破壊するという終末観的結果論であり、どちらかというと、当時はまだ空想世界のレベルの物語的要素が強かった。しかし、この作品が意とするように、それは、現実に我々が関わっている道具を媒介としてもありうるという部分が妙に、説得力の高いところである。コンピュータとは英語で書かれた数式であるから、たとえば、その性能が向上していく経過報告として、一時期、演算処理能力のレベルを円周率の計算で、小数点以下の数字の桁数で表現された時代があった。これはまさに正確無比を求める数学の世界の出来事で筆者の様な凡人には漠として、「限りなく○に近づいているのだなぁ」と思うのみである。それも、その計算プログラムは人間が組んでいるのだからと思えば、機械が意志を持つことなど考えにさえ及ばない。しかし、もし、プログラミングがどこかで間違えていたら、或いは、3.1415…が3.2415(そんなこと考えてみたことも無いが、どんどん小数点以下の桁数が増えて行くにしたがって○から遠ざかってしまう。

ただ、冷静に考えると、これはプログラミングのミスであるが、ミスという観点でいえば所詮人間のやることという物に完全はない。ここまで書いていればお分り頂ける様に、マトリックスの考え方としては、人間とパソコンが同等になるなんてことはありえなく、すべては、21世紀に起こるうる空想である域からは逸脱できない。

ところが、この筆者の仮定はあくまでも人類を主体とした論旨であり、もし、人間の説いた生物進化の過程が間違っていて、人類の意図とは全く異なる部分からコンピュータという物が生まれて来ているのだとしたら、エージェントがいう様に、人間とウイルスは同類項なのかも知れない。アリスワンダーランドをモチーフに使っていたり、プログラム世界の唯一の侵入手段が電話回線だったりするところも、必要以上に人類の脆弱さを物語っていておもしろい。

DVD鑑賞レビュー(無論いずれも公開時に鑑賞しているが…)だから続編のレビューも書くが、最初に述べておくとシリーズの中ではこの作品が最高傑作であり、続編はすべてこの第一作で提言された疑問点を補足した物語である感は歪めなく、もし完結させようと思えば当作品内で可能だった。

ワイヤーアクションといい、立ち回りやSFXとの融合といい、この作品自体がハリウッドに提言した物が多く、高い評価の出来る作品である。


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by turtoone | 2006-01-09 16:02 | 映画(ま行)
b0046687_0452768.jpg素晴らしい映画作品というのは、言葉でどのように表現して良いものか本当に困るものであるが、この「恋におちたシェイクスピア」という作品もそのひとつである。この作品は最後の最後まで、作者の意図が掴めない。いや、訂正し、正しく表現すると、原作者の意図は最初から見えているのであるが、落としどころを何処に持っていくのかというのが映画の冒頭からずっと興味を引いてしまう。最初に感じたことを124分間を通して最後まで観客に維持させられるという点では、貴重な作品である。逆に言うとそれもそのはずで、主人公はかの有名な「ウィリアム・シェイクスピア(1564~1616)」だからである。筆者も実は、シェイクスピアに関しては相当なファンであるが、この作品はシェイクスピア好きだけでなく、色々な人が自らのレベルとペースで、この作品の謎解きが出来る。そして、それが物語の進行を全く妨げるところのない不思議な構成になっているところがまずもっては脚本の勝利である。筆者もそうであったが、シェイクスピア・フリークであれば、最初にグウィネス・パルトロウが観劇している芝居「ヴェローナのニ紳士」のところで、彼女の役名が「ヴァイオラ」というところですぐに「十二夜」が想像できる。しかし、この時点で作品の落とし処はまったく想定できない。なぜなら、その後、シェイクスピアに関わる役名や、作品のオマージュがてんこ盛りだからである。一例を挙げれば役名のフィービーや、ロザライン。また、死んだはずのシェイクスピアを亡霊だと叫ぶところは「マクベス」だったり・・・、また、ヴァイオラの"It is a new world"は「テンペスト」の台詞であることは言うまでも無い。男装変装はご存知の通り「ヴェニスの商人」である。勿論、「ロミオとジュリエット」を知っているだけでも充分楽しめる作品である。悲劇の「ロミジュリ」が当初、喜劇(もっともこの時代は喜劇しかないから悲劇は新しい提言)であったというところからの流れだけでも時代と文豪を風刺していて面白い。因みに、筆者が好きなシェイクスピアの戯曲は、月並みながら「夏の夜の夢」と、変わったところで「ジュリアス・シーザー」の2作である。

脚本だけではなく、美術は目を見張るし、音楽は思わず聞き込んでしまう。特に、舞踏会のシーンは撮影・美術・音楽の全てにおいて、最高のクオリティを演出している。特に衣装の色遣いは16~17世紀当時の物とはかなり異なっているものの、そこには映画という総合芸術の解釈として、現代の色感覚で再現した17世紀当時の宮廷舞踏の時代考証が見事に確立されている。ある意味で歴史考現学の成果である。さらに、ここにクロスフェードしてくるのが、何を隠そう、偉大なる文芸家、シェイクスピア本人作品の美しく情緒ある「詩」の数々である。勿論、脚本的に言えば、はじめにシェイクスピアの作品ありきの台詞と展開なのであるが、そのことを全く意識せず、作品にのめりこむ事ができるのがこの作品の構成完成度の高さである。そう、鑑賞者はいつのまに自分で自分に暗示を賭けているのである。

そして、それは役者に拠る所も大きい。まずは、グゥイネス・パルトロウの男女2役である。ヴァイオラ役が美しいのは元より、トマス・ケント役はなんともセクシーである。ジョセフ・ファインズが男役の方に思わず接吻してしまうが、このストーリーの流れとは別に、それくらい(髭をはやしていても)セクシーである。更に言えば、脇はもっとすごい俳優が固めている。まずはなんといってもジュディ・デンチ。オスカー史上、最も短い出演時間で助演女優賞を獲得したが、彼女だけではなく、ジェフリー・ラッシュ、コリン・ファース、トム・ウィルキンソン、サイモン・キャロン、イメルダ・スタウントン、それに筆者は彼の出演作の中ではこの演技が一番良いと思っているベン・アフレックと、これだけの演技巧者な俳優が次々と出ていると、まさに見所があり過ぎて大変なところである。しかしながら、それをもってしても、この作品はそれでいて疲れたりすることなく、トータルバランスの良さが抜群である。そう、極めつけは編集が見事なのである。余計なカットが全く無い。これらが全て相俟って、冒頭の興味を最後まで引っ張ることができる、それでいて、感動で涙を誘うというラストではなく、最後には少しコメディの要素を余韻として残すことで、この作品が実在した偉大なる文豪を扱っていながら、エクスキューズとして「実在の人物とは一切関わりがありません」というテロップの代わりにしている。

筆者の基準でいう「特A」作品である。上記の感動はDVDでも充分堪能できるので、是非、機会があったら鑑賞して欲しい。

ところで、この週末にはこの作品以来「7年ぶりのオスカー狙い」を宣伝で銘打った作品が二つ、「ブルーフ・オブ・マイライフ」と「プライドと偏見」(それぞれの公式サイトはこちらからどうぞ)あるが、この2作品がどれたけこの作品に迫れるか期待したい。


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by turtoone | 2006-01-08 22:47 | 映画(か行)
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期待のリメイク作品を、最高のパフォーマー、ジム・キャリーの出演ということで、当初より可也の過大評価をしていたようだ。

ジム・キャリーの昨年を振り返っておくと、「エターナル・サンシャイン」と、「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」。「エターナル~」は、作品のコンセプトが良かった。オスカーの脚本賞を取っていたが、脚本という意味では斬新さも秀逸さも感じられなかったが、後々に色々考えさせられる作品で、そういう意味ではジム・キャリーというのは、その作品のシーンを思い出させてくれるのには、インパクトの強い俳優と演技だけに、大変好都合だ。これは「マジェスティック」でも同じである。「レモニー~」に至っては、もう俳優の域を超えて、ひとつの「美術・効果」にまで成りきっていた。しかし、こう考えると「ブルース・オールマイティー」以来、純粋なコメディ作品には出演していなかったことにになる。筆者の様なジム・キャリー・ファンは彼の才能の全てを見たいからこういう年があつても良いが、コメディファンにとっては、久々の期待作だったのではないかと推察する。もしかして、ジム自身が一番ジレンマを感じていたのかも・・・。

コメディ作品というのは、日本人には大変受け入れられにくい分野である。「笑い」という領域は、この国では「文芸」や「報道」に比べると格が下に見られているが、これは何もこういう領域の水準が低いという訳ではない。日本人は生活の中にユーモアを持たそうとしない民族いであり、それが長いことこの国を支えて来た伝統でもあった。質素であること、慎ましやかで、質実剛健で、厳かで・・・と、そういうモノに偏重してきた長い歴史と正反対にある要素である。だから、アメリカの「コメディ」が如何にインテリジェンスが高いという説明をしたところで、日本人の考えるインテリ定義には合致しないのである。従って、ジム・キャリーのような存在は、日本人からは一番遠いところにあるハリウッド・スターという言い方も出来る。筆者の鑑賞した上映回でも、明らかにオリジナル版のファンというシニア及び夫婦50割引以上のふたりで2000円というカップルが多く、(日頃シアターで見慣れていないから?)五月蠅く(特にビニール音)、勝手な解釈をのたまっていた。筆者も勿論、オリジナル版は「キングコング」同様鑑賞しているが、殆どストーリーを覚えていないし、大体、オリジナル版は筆者にとって魅力的なキャスティングではない。

また、今回はティア・レオーニが良かった。ジム主演のコメディ夫婦モノでは、「ライアー ライアー」 のモーラ・ティアーニも良かったが、それに匹敵する演技だし、「ライアー~」と違うのは、この奥様はアメリカらしくなく、良妻賢母である。こんなところも、日本人では分からないが、アメリカのコメディとしては、「なんて暢気な連れ合いなんだ」と、笑いの対象になってしまうのだと思う。我々の文化からみれば、こんなに素晴らしい奥さまはいらっしゃらないのに・・・。ジムはこの作品でも「製作」に関わっているので、もしかしたら彼の提案で、「ライアー~」のパロディだったりするんじゃないかと勝手に憶測したりする。このように、ジム・キャリーいう人は、一映画ファンにも想像を逞しくさせてくれる逸材であり、彼のことを大好きになれば、映画だけでなく色々な世界へ導いてくれる資質を持っている人なので、是非、ファンになることをお薦めしたい。

コメディだからこそ出来るこの設定とストーリー展開と、最後には誰もがハッピーになってしまう内容には脱帽する。かくいう筆者も、冒頭から「コメディだ」と勝手に線引きしているのだから、やはり根っからの日本人らしい。それよりも、筆者としては、最初ディックが乗っていた、BMW(ビーマーと呼んでいたねぇ・・・)320が懐かしく、自身も一番惚れこんだ車だったので、7シリーズに乗り換えたり、貧困になってもあのクルマだけは維持して欲しかった(という部分もコメディにして欲しかったという願望・・・)。


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by turtoone | 2006-01-07 23:07 | 映画(た行)

キング・コング

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今年最初のレビュー記事であるが、このプログを維持していく抱負として、今年はなるべく後ろ向きな意見は避けようと思う。なるべく作品の中で良いところを探して行こうと思う。但し、間違いはしっかりと指摘していきたいが・・・。

昨年度の公開開始だったのに、年越してしまったのは、やはり188分という本編の長さに年末鑑賞は躊躇したのかも知れない。それもあるが、世界同時公開がマイナスに働いているのかどうか知らないが、アメリカでも日本でも興行成績が芳しくない。前回のL.O.T.Rの大ヒットを考えれば、筆者の予想でもこの作品はハリーポッターに継ぐ成績を収めると思っていたが、この不振ぶりはどうしたものか? 大体、プロモーションが下手だった。筆者はてっきり六本木ヒルズの壁面とか、お台場の観覧車(おっと、これでは「きみに読む物語」か・・・)をキングコングが昇ったりして話題性を高める仕掛けがあるのかと思ったが、そういうことはやらなかった様だ。「マトリックス・レボリューション」がやはり同時公開の利点を活かしたカウントダウンを行ったが、それでも成績が今ひとつだったのは、やはり、同時公開より、アメリカでの成績や風評によって日本での人気も度合いも大きく左右されるというのが定石らしい。新年早々こういう言い方をして申し訳ないが、まだまだ日本は映画鑑賞者の数は少なく、質が高くなく、自立していないのであろう。

筆者はそもそも、「L.O.T.R」の評価は決して高くない。なぜかというと「面白くない」からだ。原作もまだ日本語版があるかないかの時代に原語で読んでいるが、つまらなかったので最後までたどり着かなかったのが事実。そこへ行くと、所謂、「世界三大ファンタジー」では、「ナルニア」や「ゲド戦記」の方が数段面白い。原作が面白くないものは、如何に映像化に話題性や工夫があっても、中々作品に入っていけないのは事実である。正直なところ、「指環物語」に関しては、殆どフリークに近い家内と次女がいなかったら、最後まで観なかったと思う。つまりは、ピーター・ジャクソンという監に対しても決して評価は低くはないが、強い興味を惹かれなかった。

しかし、この「キングコング」は別だ。「L.O.T.R」では評価できなかったが、筆者はこの作品におけるこの監督の感性を大いに指示したい。理由を幾つか書くと、まず、T-REXが出てくるが、映像の中で始めて「あっ恐竜って爬虫類だったんだ」と気づかされた。そう、「ジュラシックパーク」でも「ダイナソー」でも、恐竜を爬虫類だとは思わなかった。そして、キングコングと対決するが、ここでも、哺乳類、しかも霊長類であるゴリラに対して、やはり脳みそは豆粒程度の爬虫類をさらけ出す。そう、この「動き」と「頭脳」に思いっきり爬虫類としての恐竜を意識させてくれた映像作品は過去に無い。逆に言えば、力というより、コングは「頭」で勝負している。そして、「そうか、T-REXってこういう風に倒すんだ・・・」という退治方法まで教えてくれる。そう、我々は、T-REXの共食いはみたことがあっても、他の生物に敗れたところは殆どといって見たことがないからだ。さらに言えば、大きな昆虫も出てくるが、これも昆虫であることを忘れていない。つまりは、この監督は、単にVFXを多用化しているだけでなく、これらの撮影技術を駆使することによって、その生命体毎の本来の動きに拘っているということなのである。そう、これは「L.O.T.R」では気がつかなかった(というかそんなに色々な生物が出てこないせいもあるが・・・)。次に、コングが惚れるアンダロウ(ナオミ・ワッツ)がコングに寄せる「思い」というのが、この作品ほど見事に表現したものはない。他のキングコング作品では感じることが出来なかったが、彼女がコングに対する「思い」というのは、要するに大好きで可愛がっている「ペット」に対する「思い」なのである。だから、人間の男性とは比較できない。コングに対するシーンで、その「思い」の違いを見事に演出し分けた監督の描写と、それに従い演じ分けたナオミ・ワッツには拍手を贈りたい。ナオミ・ワッツというと、「リング」や「マルホランド・ドライブ」、「21グラム」のオスカー・ノミネート等、スマッシュ・ヒットには恵まれていたが、今回の主演で、ハリウッドを代表する女優のひとりに加わったのではないか。

同時にそれは、ジャクソン監督が、この女優を大変「綺麗」に撮っていたことにある。そういえば、「L.O.T.R」でもこの監督、女優のキャスティングは絶妙だった。特に、ケイト・プランシェツトとミランダ・オットーは、役柄と俳優がものの見事にマッチしていたと言えないか。確かにコングが映画が始まって約1時間経つまで全く姿を見せなかったが、それを差し引いてもありあまるくらい、ナオミ・ワッツの魅力を十二分に引き出してくれていたとは言えないだろうか。

冒頭に述べたようにここまで興行的にはあまり良くないが、この作品、上記の様な意味で3時間辛抱しても見る価値はある。確かに、編集でカットして欲しい場面は幾つもあった。説明過多の部分も多すぎたが、1800円払って、恐竜が爬虫類であることと、キングコングは世界で一番でっかいペットであることを認識できると思えば安いものだ。勿論、映像は期待を裏切らない。

最後にひとつ心配なのは、予告編から出ていたピーター・ジャクソンの痩せっぷりって? 何か大きな病気でもしていないと良いと心配しているのは筆者だけでは無いと思うが・・・。


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by turtoone | 2006-01-06 23:13 | 映画(か行)
A Happy New Year!
I wish us 2006 will be great!!


1. ミュンヘン
2. The Departed
3. リバティーン
4. プライドと偏見
5. メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬
6. ホテル・ルワンダ
7. ダヴィンチ・コード
8. プルーフ・オブ・マイ・ライフ
9. グッドナイト&グッドラック
10. スタンドアップ
次点 クラッシュ、 オリバー・ツイスト
番外 ナルニア国物語 第1章 ライオンと魔女イーオン・フラックスM:I-3

b0046687_23105157.jpgこうしてみると、2006年は思ったより中々バラエティに富んだ作品が並んでいると思う。自分でいうのも可笑しいが特にトップ3は、スピルバーグの事件物(「シンドラー」を彷彿させる)、スコセッシ&ディカプリオ三度、そしてジョニデ待望の中世人物モノと、極めつけの3本。作品の出来なんてどうでも良い(というか、筆者的には悪い筈の無い設定だから・・・)のが並んでしまった。年明け早々から、待望の特A作品が期待できる年になりそうだ。特に今年はワールド・カップが開催されることもあって、ドイツ年。この「ミュンヘン」の公開でドイツ・イヤーに拍車がかかるかもしれない。かといって、3本だけではない。大体、あの期待作「ダヴィンチ・コード」が7位にランクというのだから、(予告で見る限り、今までとは違うオドレイ・トトゥに期待大)既にこの時期から、如何に充実しそうな気配のある一年ではないだろうか? 「ナルニア」にしても「ミッション~」にしても、わざわざ「番外枠」を作らなければならなかった工夫の経緯を垣間見て欲しい。そんな枠を作っても、尚、「パイレーツ~」とか、「スーパーマン」なんかも毀れてしまうくらいなのだから。

昨年は下半期は忙しなく、かなり大幅に劇場への足が遠のいた。今年はもっとレイトショーなどを有効に使おうと思う。しかし、レイトショーって眠ってしまう可能性が高いのと、シネコン以外は終わるのが早いのが中々思うようにシネマライフのローテーションを滞らせてしまう要因である。

やはり、以前から提唱している、朝4時からの「早朝上映」をやってくれないかなぁと思うのは、高血圧の傾向がある筆者だけなんだろうか?



こちらの方も、今年も宜しくお願いします。
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by turtoone | 2006-01-01 00:00 | 映画関連