暫く療養と入院、更に手術をしまして映画ブログは更新を怠っておりました。作品は鑑賞してますので、徐々に復帰させていただきます。今後共、よろしくおねがいします。


by turtoone
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

モーターサイクル・ダイアリーズ

このb0046687_13365967.jpg作品は、一言でいうと「シネマ」である。今映画が失っている物、不足している物、忘れている物、又、一観客として忘れてしまっている物をすべて備え、且つ、再提案してくれた作品であった。ネタバレさせたくないので内容には触れないが、本来、映画という物はこういう物なのだという基本に返らせてくれた。

映画とは、作り手の主張が明確に伝わるものであり、同時に観客がどこまで作品と役者に感情移入できるかによって、その幅が広がる。そういうもののすべてがある作品である。が、かといってそれだけでなく、作品の何処を最も見て欲しいかに対しての技術的誘導が実に的確に表現されていた。
その意味で、特出すべきが「効果」だ。この映画をご覧になっていない方は是非、「効果音」や「効果的カット」、或いは「照明効果」をちょっと気にして頂きたい。正直、ストーリーは難解ではないから(だから余計そういうところが良く分かる)細かい効果手法が気に入る筈だ。
音楽も良かった。私は南米の音楽に関して然程お話できるような知識は持ち合わせていないが、単純に良かった。心に響いたという表現が適当かな。本格的に聴いてみようと思う。

勿論、映像は良かった。私は多分南米の、特にチリやアルゼンチンに旅する機会は生涯に無いと思うから、この映像体験は素晴らしい物である。

また、最後にうれしかったのが、ラストとエンドロール、そして帰りに買ったプログラムである。シナリオ採録もついていて、貴重な一冊になった。

チェ・ゲバラ本人に関しては、結構思うところがあるので、又別の機会に・・・
[PR]
by turtoone | 2004-11-03 14:12 | 映画(ま行)