暫く療養と入院、更に手術をしまして映画ブログは更新を怠っておりました。作品は鑑賞してますので、徐々に復帰させていただきます。今後共、よろしくおねがいします。


by turtoone
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歓喜の歌

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邦画って独特のスピードがあって、所謂本作品のようなコミカル物っていうのは、独特な中にもテンポが全てであり、逆にそのテンポを失ってしまうと色々と突っ込みたいところが沢山出てきてしまう。最近わかったのだが、その独特のスピードって筆者が勝手に思い込んでいる先入観であって、要するに原語だと分からないから頼りにしている「字幕スーパー」との時間差だったのだ。だから例えば家内みたいに英語で日常会話が出来る人間は、洋画を観ても殆どスーパーを見ていないから、時間差がなく余裕があって筆者とはいつも観ているところが違うのである。だから筆者の言う、独特なスピード感というのを彼女は全く感じないらしい。さて表題作品は、筆者が信頼を於いているブロガーの皆様方の間で結構評判が良く、且つ、自身の期待度も高い方だったので予定を変更して鑑賞した。ただ、この作品は良い部分とそうでない部分(決して悪い訳ではないのだが)がはっきりしていて、結構途中で感動もしたが、突っ込みところも多かった。鑑賞の記念にそれぞれを少し記す。

まず、突っ込みは、そもそもの設定。6月の予約から公演の間際まで、何も会場と打ち合わせをしていないということなどは全くもって有り得ない。しかもこの都市は何処を想定しているのかは分からなかったが、シャトルが走っている。シャトルを市内に誘致できるほど国や都道府県から助成金を引っ張ってこれる様な、都市は監査も厳しいし書類もしっかりしているわけで、電話一本で市民会館の貸借を決めてしまうことはない。大体チケットが完売といっているから頒布しているわけで、有料コンサートだから公的な施設には決まった書式の手続きが必要。この辺りは少し設定が甘く、揚げ足を取っているわけではなく、大事なところだからしっかり抑えて欲しいと思う。大体、6月から12月31日の予定が書き込めるってどんなに大きなホワイトボードを持っているのだろうか。また、でんでんの場面一式は全くいらなかったのでは? 何か主任が飛ばされた後付になってしまい、先に(電話は掛かってきているが)でんでんが出ていればまぁ良かったかもしれないけれど、そのためにらんちうが絡んだり、はっきり言って必要のないエピソードだ。その分、もう少しみたま町ガールズの面々の私生活を掘り下げた方が良かった。それから肝心の第九なんだが、筆者は良く年末なんかにやる市民コンサートって行ったことないから分からないが、第九をカラオケでやるの? 確かピアノしか楽器はなかったし、椅子を増設した場所って本来、オケが配置されるところだよね。カラオケで指揮をするって、筆者の音楽経験では理解できない。みんなすごく耳が良い人たちなんだなぁって関心した。それからここではアンコールをやらなかったが、(その代わりに良いエピソードがあったけど)普通はやるし、アンコールの声もかからないのだから、演者はとても音楽性の高い耳の良い人たちの集まりなのに観客は仕方なくノルマでチケット買わされた人なんだなぁと心配してしまった。「五木の子守唄」は良かったが、そもそもなんでそういうきっかけになったのか分からないし、由紀さおりの役どころって何者?安田祥子が最初からずっと地味に出ていたのでなんかやってくれると思ったら、トルコ行進曲でも絡まなかった。折角のお姉さまを活かしなさいって、これ「お約束」なんじゃないかなぁ・・・と。

逆に予想外かつ感動したところ。なんといっても感動はまつり縫いの展開は読めなかったな。あと、渡辺美佐子は最初からスペードのエースって分かったが(多分、誰でも・・・)、どこで出てくるのかと思ったら、ここね。なんでもかんでも歌だけで人を動かせないところは気に入った展開。それから平澤由美のボーカルは驚いた。あと根岸さんの調理の早さはすごかったね。麺を入れていたから海鮮あんかけやきそばを作っていたのかなぁ。ラストは勿論泣かせて頂いた。筆者も少し被るところがあるなぁって、家内や家族への感謝は大事だよ。というかこの夫婦の問題だけでなく、全編に家族愛(でも斉藤洋介と片桐はいりの子供ってどんな顔しているのか、出てきて欲しかった?)が謳われていた作品だから、最後の感動に繋がった。そういう愛が根底にある人たちだから大きなトラブルもなく、ジョイントできたのだと、そんな優しさ一杯の感動をくれた作品だった。

ただ、邦画なのに季節外れの公開なのはなぜ。昨年末公開だったらもっと感動したし、今、「これから年越しそば」っていわれてもピンと来ない。旧正月だし、やっぱりこの後親子三人で、タンメンとギョーザじゃないのだろうか。


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by turtoone | 2008-02-10 17:06 | 映画(か行)