暫く療養と入院、更に手術をしまして映画ブログは更新を怠っておりました。作品は鑑賞してますので、徐々に復帰させていただきます。今後共、よろしくおねがいします。


by turtoone
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フェイク ~keenan's Collection~

b0046687_23173179.jpg筆者のように最近ジョニー・デップのファンになった人間のデップ評は、以前から彼の大ファンである人間にとっては、甚だおかしいらしい。特にこの時期まで「ネバーランド」今年度のマイベストにあげていることなど、もっての他だそうだ。あの作品はデップの映画ではなく、フレディハイモアの作品だと豪語して聞かない、Keenanもその一人で、日中半径2メートル以内に居ることの多い彼女に対し、作品内でそのハイモアが「ピーターパンはこの人だ」と言っているではないかと意味の無い反撃をしている。以前にも書いたが、デップの事を知らなかった訳でも評価が低かった訳でも無い。敢えていえば衝撃的な出会いが無かったのかもしれない。なぜなら、彼に関連する人達の評価は至って高いし、好き嫌いで言っても、好きに分類される。親友だったリバー、フィアンセだったウィノナ、弟役でブレイクしたディカプリオ、同期のブラピ、それに、ベストコンビとも言えるティム。これらは、すべて筆者のテリトリー内に所属する固有名詞なのである。そして、筆者の衝撃的な出会いとは、「パイレーツ・オブ・カリビアン」であり、「ネバーランド」であった。出会いというより再会なのかも知れないが、特に「ネバーランド」は個人的にも大変興味があったジェームス・バリ役であったことも大きい。筆者の場合、どうしても、文化的、芸術的(自分がそういう素養のある人間ではないからかもしれないが・・・)、更に歴史物に関しては、何度もいうようであるが必然的に評価が高い。誰もが知っているピーターパンの切り口を変えて、なるほど、こういう描写もあるじゃないかって再確認させて功績は大きいし、印象度として作品の中で大きなパーセンテージを占めているデップを評価しなくて、一体何を評価すれば良いのだろうかと思う。そんな訳だ。

さて、そのデップの出演作品としては、丁度、この表題作品の時代が筆者の認識に欠落していると自己を振り返る。この前後だと、「エド・ウッド」は観ているし、「ブレイブ」も観た記憶がある。そして、「スリーピーホロウ」は当然観ている。しかし、「エド~」は別として、実は余り印象に残っていない。映画作品との出会いというのも、人間のそれと同じで、実際に筆者の様な一映画好きのブロガーというのは、評論家と名の着く方々のように確固とした基準軸を持っているものでなく、1st.impressionで評価をしてしまうものが多いのであろう。それに、その間の作品、例えば、「デッドマン」、「ドンファン」、「ラスベガスをやっつけろ」等という辺りは、全く記憶が無い。尤も家内と観にいった映画も忘れて、後々に2日ぐらい口を利いて貰えなかったこともあるくらいだから、本当のところ、余り当てにならないが。

「フェイク」とは、「偽造する」とか「~のフリをする」という意味であるが、原題は"DONNIE BRASCO"、つまりデップ演じる役の潜入名である。そういえば、keenanは「原題」に五月蠅い(というか良く知っている)。原題が主人公の名前というのも多く、そのタイトルを原題以外で表現するのに英語でタイトルをつけるというのも、又、この外来語文化の持つ面白い国の一面だ。"ERIN BROCKOVICH"は「エリン・ブロコビッチ」で良いのであって、何も"JERRY MAGUIRE"を「ザ・エージェント」にする必要はないのである。この作品だって、それを言うなら"Fake"より"Sneak"なんじゃないかと思う。まぁ語呂は前者の方が良いが・・・。この作品も実話だそうで、「ヴェロニカ・ゲリン」でもそう思ったが、どうして人間というのは、時としてこんな恐怖のどん底に自らを叩き落としてまで、任務と正義感を全うするのであろうかと思ってしまう。又、デップはその中にあって適度な「影」のある演技が絶妙である。最初に髭を生やしているがそれに拘りがなく、あっさりと剃ってしまうと浮かび上がる精悍な顔つきと、物語の進行として、彼の素性を明らかにしていくコンビネーションが堪らないほど観客を嵌め込んでいる。このストーリー展開は見事だった。彼のこの時代の作品をもう一度、観なおしてみる良い機会になった。当分、keenanのコレクションにお世話になるかもしれない。


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by turtoone | 2005-11-07 23:37 | 映画(は行)