暫く療養と入院、更に手術をしまして映画ブログは更新を怠っておりました。作品は鑑賞してますので、徐々に復帰させていただきます。今後共、よろしくおねがいします。


by turtoone
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b0046687_124115.jpgこういう作品のジャンルって正確には何といったら良いのだろうか、SFアドベンチャーというのが一般的なんだろうけど、SFっていうと、どうも時間軸を考えると未来の様が気がして、こういう「少し過去」のSFっていうのは違う言葉での定義づけが必要な気がする。というか、日本のアニメやコミックなんかが大変得意にしている分野と聞いている。そう、最近、このブログで、「最早ハリウッドに適う物は何もない」的な文章を多く書いて大変顰蹙を買っているのだが、エンタメ界で日本が世界に誇れる分野というのは、ゲームとコミックと、一部のアニメであることは全く否定していない。そしてこれらの「発想」とか「着眼点」というのも、日本のクリエイターの質は世界でも類を見ないほど斬新かつ、先駆的である。では何が足りないのか? 簡単な事で、それは制作費である。映像クリエーターにだって、もっと潤沢な予算と時間、(この場合ただ単に時間というよりも環境)を費やして上げれば、こと、この分野、そう、SFアクション・アドベンチャーに関しては世界レベルのものが作成出来る。だって未だにメジャーで映像化していない良い素材は沢山あるのだから。

ところで、この映画を公開中に鑑賞しなかった理由は至極単純。予告編でロボットが出ていたからである。それもちょっと見、鉄人28号みたいなレトロなあの時代のロボットが・・・。筆者は実は「ロボット」というのが大変苦手なのである。だから、同世代ではステイタスである「ガンダム」であったり、幼少の時分に泣くも黙る超合金変体ロボットなんていうのには全く興味がなかった。以前にあれだけ填まっていたコンシューマ・ゲームに関しても、ロボット関連でプレイしたソフトは「ゼノギアス」くらい。それも、ロボット物だって知らないで買っただけの話。自分でも何でこんなに苦手なのか分からない。というか、最近になって自己分析してみると、妙に幼い頃から空想視聴覚の分野にリアリティを求めていた結果、つまりは人間社会にあんなものが突如出現してビルを破壊したり、レーザービームで戦車や戦闘機を攻撃するなんていう「悪」は許せなかったし、認めたくなかったのだと思う。そんな、勝手な想像上のトラウマがあって、今でもロボットは苦手である。(不思議とスター・ウォーズに出てくるのなんかは平気、要は現代という設定に出てくる大きい奴が嫌い)

そういう意味ではこの作品は、冒頭に出てきた奴をジュード・ロウがやっつけてくれるから気分は良いのだが・・・? しかしながら、映画作品全編に対して、妙な誤解があったために、この作品を劇場で見損なったのは失敗だった。「感動の名作」という訳ではないが、ブルーシートを背景にした演技とCGの合成の技術をもっと正確に見るには、DVDを何度もリプレイするよりも、一回スクリーンで見てしまった方が全体像が良く分かるので失敗だった。そのブルーシート演技に関連するが、メイキング映像の中で、ケリー・コンラン監督が「最初はインディーズ級だったから仕方なく使った」というコメントを残していた。ジュードだけでなく、筆者、愛しのグウィネスと、出番は少なかったがアンジェリーナまで出演させておいて「インディーズ」と言ってしまうのだからスゴイ監督だが、棚から牡丹餅とはまさにこのことで、その分、色々な試みができたことに関してはその映像編集と美術編集に大きな拍手を送りたい。しかし、残念なのは、広いフィールドが背景になっている場面に少スペースで窮屈な、明らかに奥行きのたりない演技を感じてしまうこと。特にこの作品は、舞台が変わるだけでなく、そのひとつひとつの設定の場所が広い。そしてそれは背景だけで、ジュードやグウィネスは茶の間のホームドラマスペース仕様での小さな演技になってしまっていた。この点は非常に残念だ。

グウィネスもどちらかというとこの作品では「主役」で、久々に彼女らしい演技を見たと思う。そう、こんなに魅力的な演技はかの名作「恋に落ちたシェイクスピア」以来では無いか。


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by turtoone | 2005-06-23 12:51 | 映画(さ行)