暫く療養と入院、更に手術をしまして映画ブログは更新を怠っておりました。作品は鑑賞してますので、徐々に復帰させていただきます。今後共、よろしくおねがいします。


by turtoone
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レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語

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原作は世界で40言語に翻訳され、3000万部を売り上げているベストセラーの「世にも不幸なできごと」シリーズの映画化がこの作品である。5月3日の黄金週間中に封切られたが、近所のシネコンでは吹き替え上映を優先して当初、餓鬼共、失礼、お子様たちがこの作品の主たる観客であった。したがって先週までは字幕は土日もレイトショーばかり。漸く、今週になって観やすい時間帯の字幕上映になった。そんな訳でこのレビューも通常より1ヶ月遅れとなった。もう、新作としては余りホットな話題ではないかも・・・。

しかし、昨年オラフ伯爵にジム・キャリーを起用するという噂を初めて聞いたとき、筆者の(そんなに良く知っているわけではないが・・・)第一印象として、「ハリーポッター~」の様に、原作に忠実な描写をする積りは全くないなという感想を抱き、思わず含み笑いを←キモイ・・・ してしまったのを覚えている。

そう、ジム・キャリーである。彼が居れば必ず何かが起こる。やはり彼はリドラーなのだ、あの路線が一番なんだって、ただ、ただ興奮していた子供の様な筆者があった。それだけでなく、この物語の映像化はかなり難しく、特に、ボードレール兄弟というのは、ちょっと他の冒険小説に出てくるキャラとは違ってアクが強い。そんなところをどう表現するのかと心配したのだが、なんですか~!! エミリー・ブラウニングといい、リーアム・エイケンといい、双子のホフマンちゃんといい、どこからこんな素晴らしい子役を探してきたんだぁ~と、ノッケからいきなり脱帽させて頂いた。ハリポタが、作品も出演者も皆優等生で、王道を進んでいるのに比べて、確かに原作が多少変わっているとはいえ、こちらは邪道の連発。知らない人がいきなり見たら、ハリポタのパロディだと思ってしまうのではないかと思う。

特に、オープニングはよかった。慌てたね、違う上映館に入ってしまったのかと思った。そのつかみといい、三兄弟の個性的な表情が引っ張る、引っ張る。そこへ現れるジム・キャリーは、このお伽話用に作り上げられた見事な舞台設定よりも、さらに「お伽噺」みたいな演技を連発する。そう美術設定に負けていないこの人の演技、いやいや一体、誰を相手に芝居をしているんだか、物語以上に物語みたいな俳優って今までいただろうか。

そして、構成としても大変お洒落なのが、短編小説であるシリーズの中から3作を抽出して製作したのが本作品。今後の続編に関しての予定は知らないが、これだけ全世界で高い興行成績を上げれば次も当然あるでしょう。久々に「邪道なんだけど良い作品」というのに出会った。これは、ちょっと当分、癖になりますな。エンド・ロールのセンスも抜群。

残念なことに、パンフレットが売り切れていた。次回入荷未定だという。封切り直後に買いあさった餓鬼共・・・失礼、お子様たちをちょっと恨んだ。


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by turtoone | 2005-06-04 00:45 | 映画(ら行)