暫く療養と入院、更に手術をしまして映画ブログは更新を怠っておりました。作品は鑑賞してますので、徐々に復帰させていただきます。今後共、よろしくおねがいします。


by turtoone
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ダイ・ハード2 ~My Collection~

b0046687_15384891.jpg話題になった前作から2年と空けずに公開された「ダイ・ハード2」は、前作とは違った面を打ち出してくれたニュー・アクション大作となった。「ダイ・ハード」でそれまでに無い「アクション・ヒーロー」の新提案をしてくれたが、この作品によって、それ以降のアクション物のバイブルの化したことと、同時にこの"die hard"という言葉を一般的な物にしたという功績は大きい。

まず、この作品の自信と取れるところは、「第一作目を観ているというのが条件」で製作されているところである。例えば、「ゴッド・ファーザー」、「スター・ウォーズ」、そして「L.O.T.R」などは当然、ひとつのストーリーなのであるから、前回を見ていないと分からないのであるが、こういう連作は、一作ずつが完結しているから別に前作を見ていなくても理解できる。しかし、敢えて、この2作目はそこに拘ったところがスゴイ。それは単にキャラを継続しているということだけでなく、要するに、「ダイ・ハード」で筆者が「新しい形」という意味で評価した部分を、今回は全く踏襲しなかった。そればかりでなく、主役のマクレーンに関しては観客がすべて理解済み、マクレーンだけでなく、彼を取り巻く人間構成とその人間が前作で露呈した人間性や性癖までをもすべて踏襲している部分である。最愛の妻ホリー、心の友であるパウエル巡査、天敵であるテレビキャスターのソーンバーグ等、そのままを移行してきている設定というのには驚いた。要するに、今回はこのヒーローの生活面には触れないぞという強い意志が感じられる。これは、第一作が好評だった大きな一要因だけに、この部分を思いっきり切ったのはしてやったりだと高く評価したい。「ロッキー」が毎回、主人公の内面を深く探求していくのに比べ、もしかしたら、「ダイハード2」もその路線なのではと公開前は多少心配していたので、これには感服した。

次に、「ダイ・ハード2」が前作同様評価できるのは、決してストーリーを「複雑に」しないところである。例えば、マシンガンのシーンも、赤白のテープを使用してわざと観客に分かり易い様に見せたり、空港の位置関係も、地図やテロリストの動き、空港に住んでいる人物などを必要以上に多用したり、意図的に台詞に入れたりして、機会ある毎に分かりやすく紹介している。このサービス精神は素晴らしい。筆者がこの分野、アクション映画およびアクション・ヒーローで「ダイ・ハード」、「ダイ・ハード2」を超える作品が出て来ないと言い切る理由はこういう部分である。確かに、ダイハード以降、ヒーローの解釈が多様化されたし、また、悪役の攻撃もどんどん規模が大きくなり、悪質化・大型化しているが、肝心のキャラクター設定の部分では、ヒーローも、敵キャラも複雑化している。わざと分かりにくくしているのではないかと疑うこともあり、それは、逆にストーリーに自信が無いからだ゜と思ってしまう節もある。敢えて、それらの作品名を挙げてここでは解説しないが、「ダイ・ハード」は、この分かりやすさがイコール痛快さに連繋しているところがすべてである。「インディ・ジョーンズ」シリーズで、筆者はこのシリーズを超えるアドベンチャー作品は無く原点だと書いているが、それはこの「ダイ・ハード」シリーズと同じで、兎に角、「分かり易い」ということなのである。

そして、今回も「痛々しい」。特に、マクレーンは毎回、ガラスの破片に悩まされる。何が辛いって、このシリーズで一番共感してしまうのは、素足にガラスの破片が刺さってしまうところ。あれだけは本当に溜まらなく、現実感もあって妙にその部分だけ感情移入してしまうが、この辺りも上手い処である。ブルースに関しては、このシリーズでは何もいう必要がないので、何かの時に書く。

最後に、決して生意気なことを言うわけ訳ではないが、筆者の中では「ダイ・ハード」シリーズは2で終わっている。「3」は残念ながら、同じシリーズとは思えないくらいコンセプトも不明瞭だし、インパクトも弱く、妙に説明が多すぎる。したがってコレクションしていないので、レビューはしない。早ければ年内に「ダイハード4」の公開があるかもしれないので、その際に「3」の事に多少触れるかもしれないが・・・


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by turtoone | 2005-05-16 16:33 | 映画(た行)