暫く療養と入院、更に手術をしまして映画ブログは更新を怠っておりました。作品は鑑賞してますので、徐々に復帰させていただきます。今後共、よろしくおねがいします。


by turtoone
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ダイ・ハード ~My Collection~

b0046687_1803680.jpg少し前の作品になるが、一時期、クリスマスを代表する映画であった。タイトルからして色々な意味で興味を惹かれるが、主役が「格好良くない」アクション映画としては、この作品の右に出るものは無い。アクション・ヒーローというのは、誰が決めたのかは知らないが、従来、「格好良い」物であった。アクションだけでなく、007の様に乗っている車も武器も、女性に関しても何から何まで、存在自体が超一流で、生活感も無く謎に満ちている物であった。バット・マンやスーパーマンは、実写版になってから多少アクション部分に「茶目っ気」を出して来た。アクション・ヒーローの転機を迎えたのは「ロッキー」からであろう。生身の人間が、スポーツという土壌の中で自分の名誉だけでなく、国の栄誉も掛けて戦ったという内容に、スーツを着て別の何かに変身するコンセプトは例え世界を救っても、薄らいでしまった。

以降、アクション・ヒーロー物は「人間味」を打ち出すか、「最新映像技術」を打ち出すかのどちらかに分かれていった。前者の代表がこの「ダイ・ハード」、後者はスーパーヒーロー物の殆どで、その最たるものは「スパイダーマン」であろう。

特に、第一作目の「ダイ・ハード」では主役のジョン・マクレーンが無線でパウエル巡査と色々と家族など個人的な事を語る場面があり、これこそ今まで「謎」であったヒーローの生活を大っぴらにしている部分でこれまでの路線を180度方向転換している部分である。今までにもヒーローの私生活やその成り立ちはストーリーの中でフラッシュバック扱いで紹介されている程度では見られたが、この作品の場合は物語の構成上で大きな支柱としての一要素になっている。主題にも近い部分であり改めて、アメリカという国が「家族」を重要視している処も反映している。もうひとつ、これは「2」でも言える事であるが、このヒーローは望んでこの場に立った訳ではないことが、それまでの「方程式」とも違う。ある意味で、ヒーローは身近に存在しているという事と、同時にいつ、どんな危険に巻き込まれるかわからないという次代への警鐘を鳴らしている。残念なことに、この作品以降、まるで暗示した様に、アメリカを始め、全世界で様々な緊張に巻き込まれることになったが・・・。

ところで、この作品が映画デビュー作品となったアラン・リックマンの演技は見事である。「ロビン・フッド」の悪役といい、また最近はハリポタシリーズの「スネイプ先生」でお馴染みであるが。


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by turtoone | 2005-05-15 21:44 | 映画(た行)