暫く療養と入院、更に手術をしまして映画ブログは更新を怠っておりました。作品は鑑賞してますので、徐々に復帰させていただきます。今後共、よろしくおねがいします。


by turtoone
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トリコロールに燃えて ~新作DVD~

b0046687_1411124.jpg主演のシャーリーズ・セロンは、ご存知の通り、「モンスター」で2003年オスカー主演女優賞に輝いたが、筆者はあの作品に関してはまったく観るつもりがない。何度か当プログでも書いているが、シャーリーズ・セロンは近年、演技力が見違えるように魅力的になった女優である。だから幾ら賞狙いだからといって、13キロも太って、抜歯して、眉も剃って(尤も彼女の美しさからして見れば、通常でも眉がなくても素敵であるか゜・・・)までする必要はないし、やはり筆者が見たいのは、美しい彼女である。だからおそらく今後も「モンスター」という映画作品を見ることはないと思う。

この作品は「モンスター」より後の作品である。この間に彼女の出演作品には「ミニミニ大作戦」があったが、モンスターの日本公開は昨年の9月、この作品も10月と、そもそも日本公開の予定が無かった「モンスター」は本国より1年以上遅れての公開になったため、この時期彼女の作品が続く格好になった。正直、表題作品の様なシャーリーズ・セロンが筆者の好みなのである。

この作品でセロンはさらに成長した。第二次世界大戦のサイド・ストーリー的に扱った作品としては、物語の面白さというものは然程無いが、一方でこれは脚本の妙なのであろうが、全体がきちんと3部作に構成されていて、そのメリハリがはっきりしているところと、全体に一貫した主題を持たせているので、変に間延びもしていなく、かといって、後を引くシーンも無い。ネタバレできないが、中盤で、この作品を左右ほどのする大きな出来事が起こる。簡単に言えば、主要人物の一人が、映画のその後の展開の期待度からすると大きくその魅力をそぐように死んでしまうのだが、実は、その後すぐ「次の章」に入り、早い切り替えをするので、一大事なのであるが、それを引きずらずに作品の流れを追っていけた。この作品のポイントは、まさにこの展開の妙にあったと思う。あの切り替えで引きずっていたら、後半の50分は緩慢なものになってしまった筈だ。

フランスが舞台でナチスの支配下ということになれば、当然の様に「生き延びるために女性の一部がやったこと」をセロン演じるギルダというとても魅力的な女性もそれをする。そして、ナチスが敗れて引き上げければ、当然その報復を受ける彼女。このあたりは映画作品としては見慣れた内容であるが、「マレーネ」のモニカ・ベルッチなども演じているが、セロンの演技は見事だった。最近の彼女を見ていると、妙に、ニコール・キッドマンの路線を追っているようにみえて仕方ない。彼女はキアヌ・リーヴスとの共演「スイート・ノベンバー」で受賞こそしなかったが、ラジー賞の女優賞にノミネートされた。そのときに殆どこの賞に名前が挙がる人は、無視をするか、反論したりするのだが、彼女は「自分も賞に名前が出るほど有名になった」と喜んだそうである。その後の活躍は目覚ましいものがある。今年のGG賞では、ドレスの色がニコールとニアミスするなど、そしてそれがトップニュースになるなど、ハリウッドでも中心核への存在になってきた。今後も注目したい。

また、この作品で名実共に「男を上げた」のが、セロンの恋人でもある、スチュアート・タウンゼント。「コール」でセロンとは共演し、その後「リーク・オブ・レジェンド」などに出演し、注目度があがってきたが、今回の役はとてもよかった。彼は「綺麗な男優」というイメージが強かったが、この作品の役柄の様に、芯の強さも演じられる様になってきた。ジュード・ロウにもっと幅を持たせたという印象のある男優に育ってきた。もうひとり、ペネロペ・クルスに関しては、この作品では少し存在感が薄い。トム・クルーズと交際していたときは、私生活だけでなく、映画出演に関しても派手であったが、その後は落ち着いていて、この作品では立場が逆転している。先日、新しい恋人、マシュー・マコノヒーと共演「サハラ 死の砂漠を脱出せよ」のプロモーションで来日して元気なところをみせてくれたが、表題作では、バレリーナを目指していたが事故で断念した、という役どころで、これは、ペネロペ自身もそうだし、またセロンもそういう経歴があるから面白い。今回、ペネロペに関しては、脚が悪いという設定であるが、その脚の引きずり方はかなり見事な演技だったことを付け加えておく。

映像的にはそんなにたくさんないが、セロンとペネロペが絡んでいるところが一番美しい。こういう美女たちを拝見していると、正直、ストーリーが二の次になってしまうのだが、かといって、問題提起を感じる作風でもないので、これはこれで良しとして頂きたい。


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by turtoone | 2005-04-29 23:58 | 映画(た行)