暫く療養と入院、更に手術をしまして映画ブログは更新を怠っておりました。作品は鑑賞してますので、徐々に復帰させていただきます。今後共、よろしくおねがいします。


by turtoone
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タイタンズを忘れない ~My Collection~

b0046687_21195249.jpgアメリカン・フットポールというのは、1967年にスーパーボールが開催されるようになってから、アメリカにおいてはベース・ボールに替る、この国を象徴するスポーツとなった。特に、スーパー・ボールはその年の勝者をたった1ゲームで決めるため、その視聴者数も毎年1億3000万人と、国民の2.2人に1人が観戦しているという。ホワイト・ハウスも、この日ばかりはお休みで、それだけでなく、米大統領は毎年勝者チームをホワイト・ハウスに招待するという。緻密な戦術が求められるこのスポーツに、大統領も肖りたいというのであろう。

そんなわけで、アメ・フトを題材に扱った作品もまだまだベース・ボールほどではないが、かなり多くなってきた。トム・クルーズの「栄光の彼方に」、「ザ・エージェント」、キアヌ・リーヴスの「リプレイスメント」という、人気俳優の出演作もある。筆者はウォーレン・ビーティの「天国から来たチャンピオン」が断然好きであるが。

この「タイタンズを忘れない」という作品は、1971年にバージニア州での実話が元になっている。白人と黒人の高校が統合されることによって作られたフットボールチームが、アメリカ初の人種混合チームで地区大会に出場し、大活躍をする物語である。アメ・フトの映画というよりも、人種問題が主題になっている。このタイプの映画作品としては、1979年、ピーター・イェーツ監督作品、デニス・クリストファー主演の「ヤング・ゼネレーション」が最も印象的で、残念ながらDVDは発売されていないが、これも発売が待たれる名作なので触れておいた。

ヒットメイカーであるジェリー・ブラッカイマーと、デンゼル・ワシントンの共演ということで注目されたが、デンゼルの良さは余り表面に出ず、寧ろ、アメ・フトチームの面々が色々な問題を乗り越えてひとつになっていくところが中心となった。実話ということが公開前より強調されたことで、その興味が先立ってしまった反面、ストーリー的には大きな山も無く、ドキュメンタリーのような社会性の強い扱いもされずに、最後まで単調な映画作品で終わってしまったことは残念である。実在の人物だから仕方がないが、デンゼル・ワシントンの役柄も、もう少し何か出来なかったのかと思う。

デンゼルはこの直前に「ボーン・コレクター」で上半身だけで見事な演技をし、この直後の「トレーニング・デイ」で難関な役柄に挑戦し、みごとにオスカーの主演男優賞に輝いた。そういう間の出演作品であるだけに、映画の脚本と共に物足りなさを感じてならない。

彼よりも、白人コーチ役のウィル・パットンに注目した。彼は「依頼人」の警官役が中々持ち味を発揮していて良かっので注目していたが、その後は、ケビン・コスナーと共演した「ポストマン」の敵役が絶妙だった。その後、「アルマゲド゜ン」、「60セカンズ」と、すっかりブラッカイマー作品の常連となってきた。この作品で見せた、影のある良い人の役というのが、何とも言えない、彼の微妙な立場を見事に演じていたと評価できる。

ブラッカイマーは素晴らしい製作者であるが、社会派作品はどうも、「ヴェロニカ・ゲリン」等もそうであるように、もうひとつ作品として完成しきれていないのが残念だ。


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by turtoone | 2005-04-13 22:35 | 映画(た行)