暫く療養と入院、更に手術をしまして映画ブログは更新を怠っておりました。作品は鑑賞してますので、徐々に復帰させていただきます。今後共、よろしくおねがいします。


by turtoone
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タイタニック ~My Collection~

b0046687_2114647.jpgディカプリオ作品が続いているが、単なる偶然である。マイコレで、中々(タ行)~(ワ行)の作品が先に進まないのでというのが理由である。「タイタニック」という作品に関して、今更、何かを提言する積もりは毛頭ないが、色々な意味で映画界の価値観を変えた作品であることは事実である。かくいう筆者も、この作品の成功で随分映画の価値観を替えられたのも事実である。

正直、この作品を見るまで、ディカプリオのことを殆ど知らなかった。後々から、「ああ、あのギルバート・グレイプの少年ね」というくらいである。「ロミオとジュリエット」で話題になった時も、作品を見もせずに、「あの小僧ね」という評価だった。しかし、この作品で189分、彼の演技につきあうことによって、若いとか、格好いいとかでなく、久しぶりにしっかりした演技のできる若手俳優が出てきたなと、ひとつひとつシーンに刮目した。

例えば、「スター・ウォーズ」がそうだった様に、こういう超ビッグ・ヒットに出演した俳優というのは、若ければ若いほど、中々そのイメージを打開することが出来ず、一発で終わってしまうケースが多い。ディカプリオに関して言えば、昨年、それとない発言があったのも事実であるが、決してそんなことは無く、常に自慢することは無くても、この事実を卑下する必要は全くない。世界で最も多くの人が観た映画に主役として出演していると、誇りに思って欲しいことである。

今、改めて見ると、例えばCGが古くて、その表現法にちょっと笑ったり、衣裳考証は良いのだが、今ひとつ遊びや冒険が無かったり、(ここ数年、衣裳は随分進化した。歴史劇が多く、発想がかなり自由になったからかもしれない)美術なんかも例えば、船はあれだけ良く再現されているのに、肝心の氷山に激突するところはもう少し何とかならなかったのかとか、色々時代が立つにつれ古さを感じつつあるものの、トータル的な出来は素晴らしい作品である。逆に言うと、これだけ「賞狙い」の作品を作り、見事にそれに填まって数々の栄誉に輝いたというのも、関係者は気持ちが良かっただろう。だから、逆にディカプリオは、ここで主演男優賞を取ってしまっては、それこそ「タイタニック効果」といわれこのイメージを払拭できず、今日ある、演技派ディカプリオは存在しなかったであろう。早い話が、ケイト・ウィンスレットがそうである。最近やっと、「ネバーランド」、「エターナル・サンシャイン」で、全く新しい彼女の魅力を出すことができ、いよいよ本領発揮というところであるが、「タイタニック」から、既に8年が経過しているではないか。

1997年当時は、今ほど映画作品を頻繁に見ることはなかった筆者であり、せいぜい多くて新作だとシアターで月に1本くらいだから、年間10~12本程度、現在の8~10分の1くらいである。だから、この作品が何故こんなに大ヒットしたのかは理由が分からない。筆者も勿論、シアターまで足を運んだが、そんなに混雑していたという記憶(例えば、「スター・ウォーズ」とか「E.T.」の様に・・・)は無い。ただ、もう既に入れ替え制だったかな? 「スターウォーズ」みたいに朝から晩まで映画館に入り浸りで一日4上映見られたという時代ではなかった。「ポセイドン・アドベンチャー」というやはり筆者が子供の頃流行った映画があって、やたらとダブっていた部分もあったが、何といっても、主人公ふたりが「唾」を飛ばすシーンがあり、映画を観終わった後には不届きにも、このシーンが一番印象に残っていたと思う。

この若い二人を取り巻く、ベテラン俳優陣が凄かった。キャシー・ベイツ、バーナード・ヒル、ヴイクター・ガバナー、フランシス・フィッシャーなど、ディカプリオ作品は、いつもワキが豪華である。やはり、この俳優が着実に進歩しているのは、こういう良い環境と高い次元のパフォーマンスに囲まれ、自身の演技欲と相俟って、新しい発見があるからだと思う。

書きたいことは沢山ある作品であるが、でも映画はやはり観る物。多くを発見して多くを語らずが良いと思う。


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by turtoone | 2005-03-30 22:34 | 映画(た行)