暫く療養と入院、更に手術をしまして映画ブログは更新を怠っておりました。作品は鑑賞してますので、徐々に復帰させていただきます。今後共、よろしくおねがいします。


by turtoone
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

大逆転 ~My Collection~

b0046687_2211113.jpg最初に驚いたのは、この映画作品の公開は1983年。もう20年以上も前の作品とは思えないほど、今見ても新鮮で、古臭さを全く感じない。こういうところに、ハリウッドのコメディ映画作品の価値があるのかもしれない。かのエディ・マーフィーはこの作品と、直前のデビュー作「48時間」の2作品で一気にスターダムにのし上がった。この作品でも、エディの小気味良い喋りと、笑いのセンスの高さはピカ一で、既に大スターの貫禄がある。この作品はアドリブも多く、今では「お約束」になって来た、ハリウッドでアドリブを流行らせたのも、エディ、その人である。

少し、作品に触れると、エディ・マーフィーと、もうひとりの主役でもある、ダン・エイクロイドの演技が興味深い。ブルース・ブラザーズで脚光を浴びたダン・エイクロイドだが、この作品の役柄は最初の内は本当に「嫌な奴」を演じていて、シカゴ最大手の商品取引会社社主であるデューク兄弟の「オアソビ」によって人生の奈落の底に突き落とされるが、それが、結構気分が良いと思えるほどに、序盤は「憎らしい役」に徹している。流石である。エディのセンスの良さと併せて軽快なテンポで物語は進む。

また、この作品には、何箇所か小さな「ヤマ」を作ることによって、コメディとしては少し長い117分を少しも長く感じさせない点も素晴らしい。かといって「息もつけない」という訳でも無い。

そして、この作品で筆者が最も支持したいのが、エキストラの凄さである。デューク家で朝の挨拶をする下働き、デューク社の社員たち、列車の中でパーティをする人たち、テレビの中の農務長官、取引所で売り買いする立会人。こういう、所謂、エキストラのひとりひとりまで、大変細かく、緻密に描かれているところが凄い。このあたりが単に「コメディ」というのでなく、見るべきところが沢山ある上等に仕上った作品なのである。パロディは次のパロディも生み、御存知のように、この作品は妙なところで、「星の王子ニューヨークへ行く」や、「ホワイトハウス狂想曲」というエディ・マーフィー主演作品にも繋がっている。こういうパロディ感覚自体にセンスの高い人なんだということが良く分かる。

そのエディ・マーフィーも最近は、前述の様なビッグ・ヒットが無いのが残念である。アニメの声の出演なんかも多い。「大逆転2」なんていうのはいらないので、ここらで新しい代表作が欲しいところである。


allcinema ONLINEのページ
goo映画の作品ページ


よろしかったら、こちらにご協力を。映画のブログも検索できます。
人気blogランキング
[PR]
by turtoone | 2005-03-10 22:42 | 映画(た行)