暫く療養と入院、更に手術をしまして映画ブログは更新を怠っておりました。作品は鑑賞してますので、徐々に復帰させていただきます。今後共、よろしくおねがいします。


by turtoone
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風と共に去りぬ ~My Collection~

b0046687_12201398.jpgアカデミー賞授賞式が間近だが、当方は閑話休題。アカデミー受賞作という「繋がり」としてこのレビューを書く。

というか、正直にこの作品は古さを隠せない点が多い。

まず、映像に関して、南部地区背景の美しさや、冒頭の舞踏会の豪華さやその美術も、公開当時としては芸術的な映像だったかも知れないが、現代に於いては残念ながら、この作品を最初に見たときの「感動」以外には、何も感じない。つまり、直接的な感動は期待できない。

物語に関していえば、この作品は前半と後半で見事に方向転換をしているので。それに関して言えば、悪戯に続編を作る最近の風潮と比べると、多少作品が長くても、それを十分に賄うだけの展開はある。しかし、後半の約120分というのが、主人公であるスカーレットの内面に入り過ぎていて、結構前半から比べるとそれが突飛に来るので、その意外性に観客がついていかれない部分があり、これが勿体無い。当時の映画の作り方として、「前後半を分けて」劇場でも公開していたが、DVDもそれに沿って作成しているから、それに慣れていないと少し戸惑うと思う。(これに関しては面白い話があり、先日珍しく大きな劇場で「アレキサンダー」を見たときに、隣席老夫婦に休憩は途中で入るのか聞かれた。成る程、この映画の世代の方達だと思った) 「タラが嫌いですって!」と妹達を一括するスカーレットの態度は、前半からは想像もつかない始まり方をするからだ。

この作品は、筆者にとっては「ヴィヴィアン・マジック」以外の何物でも無い。ヴィヴィアン・リーという女優は世界の映画ファンにとってもそうであるように、筆者にとっても別格の女優である。要するに、時を経て、またDVDという限られた空間での映像で鑑賞すると、ヴィヴィアン・マジックも少し薄れ、同時にそれ以外の物も魔法が解けているから、ごく普通にしか見れないのが残念だった。特に、アシュレイ役のレスリー・ハワードに関しては、なんでこんな男にスカーレットの様な女性が惚れるのだろうという違和感を払拭できない。

一方でこの作品を改め見て発見したのが、メラニーという役柄である。彼女の役柄はスカーレットの惚れているアシュレイの奥方なのだが、スカーレットの表向きの優雅さに比べて女性としての真の強さを表現している。当時の南部はこういう女性が支えたのだと思うと、この映画作品の本質は、スカーレットの恋ではなく、この二人の女性を対比させて描くことによってのアメリカの行く末を模索しているものだという主題が浮かびあがってくるのである。

初めて、この作品を見たときには、このことに全く気がつかなかつた。これも「ヴィヴィアン・マジック」だったのだと思う。

そこで、是非、提案がある。「風と共に去りぬ」を新しく作りなおそうという提案である。

筆者の案は、監督にこの時代のアメリカを描かせたら右出るものがいないマーチン・スコセッシであるが、それ以外はまだ未定。というか、正直良く分からない。女優ではニコールがダントツなのだが、前半のスカーレットを年齢的に出来るかどうか。また、レッド・バトラーに匹敵する男優も、今は全く思い浮かばない。ジョージ・クルーにーとかでは軽すぎる。アシュレイは、美しいだけということで選んで良いと思う。そして、メラニー。ジョデイ・フォスターが最適なのだが、これも年齢的に・・・。或いは、作品のコンセプトを全くかえるために、いっそ、ミュージカルにしたらどうだろうか?

是非、是非、映画ファン諸兄にも、このキャスティングで良い知恵、良い提案を頂きたい。


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by turtoone | 2005-02-27 13:05 | 映画(か行)