アカデミー賞企画 【最終回】 ~第77回受賞予想~
2005年 02月 24日
いよいよ、この独断と偏見に満ちたオスカー特集企画も今回が最終回である。やはり、最後なので筆者の「大予想」を公表させて頂きたい。
とはいうものの、予想といっても筆者は日本在住で、オスカーにノミネートされた作品は、正直言って「ネバーランド」と「Ray/レイ」しか見ていない。この2作品で筆者が評価するのなら、以前にもレビューを書いているように、圧倒的に「ネバーランド」である。「レイ」は前評判の割には大コケだ。だから予想といっても大変無責任且つ、個人の好みが優先されるが、主要6部門についてのみ触れたい。そして、以下の記号はこういうことである。
☆ 筆者の願いも加わった予想
★ しかし、実は、これが取るのではないかと思ってみたりする作品と人間
〇 在米友人達の投票(実際に作品を見ている在米友人8名の協力による投票)
では、始めさせて頂く。
【助演女優賞】
☆ ケイト・ブランシェット
★ ローラ・リニー
〇 ヴァージニア・マドセン
いきなり、評価が割れてしまった。筆者は、彼女がキャサリン・ヘップバーンを演じたというだけで選出している。何しろ、オスカー最多受賞のキャサリンのご威光はスゴイぞ。
【助演男優賞】
☆ ジェイミー・フォックス
★ トーマス・ヘイデン・チャーチ
〇 トーマス・ヘイデン・チャーチ
ここへ来て、トーマスの評価が可也上がっているらしい。在米組は万票だった。モーガン・フリーマンという声もあるが、どうも作品的に弱いらしい。筆者はある願いを込めて、こっちをジェイミーにした。というか、コラテラルの演技は良かったから・・・
【主演女優賞】
☆ アネット・ベニング
★ ヒラリー・スワンク
〇 ヒラリー・スワンク
因縁の対決再び。しかも、GG賞でも、ドラマとコメディ部門で分け合っている。しかし、前回も「アメリカン・ビューティー」でアネットを押した筆者としては、今回も彼女。
【主演男優賞】
☆ レオナルド・ディカプリオ
★ ジャイミー・フォックス
〇 クリント・イースト・ウッド
ここも割れた。筆者の希望はしつこいからカット。ジェイミーの評価は現在では真っ二つ。在米組の評価もこの三人(4-2-2票)で割れている。レオ様は「必死の演技」という評価が多い。ジェイミーも「単なる物まね」という意見があった。バランスの良さはイースト・ウッドらしい。でも筆者は(カットしたんだろう??)ジェイミーを助演にまわしてまでもここはレオさま。
【監督賞】
☆ マーチン・スコセッシ
★ クリント・イースト・ウッド
〇 クリント・イースト・ウッド
事実上の一騎打ち。しかし、最近になって「アビエイターはレオらしい作品だが、スコセッシらしさを全く感じない」という意見が大勢を占めている様だ。確かに言えるが、この年代のアメリカを描かしたらスコセッシの右に出るものは今いない。「シャーク・テイル」にも出たんだし、頼むよ~。
【作品賞】
☆ 「アビエイター」
★ 「アビエイター」
〇 「サイドウェイズ」
そして、最後の作品賞はやはり「アビエイター」。理由は色々あり、今回のノミネート作品は全て「人間ドラマ」であり、実在の人物を取り上げたのは3作品。その中からオスカー好みであるスケール大きさからいけばこの作品。(今回はユダヤ系がないので)。又、賞レースに強いミラ・マックス作品ということ。更に「ネバーランド」は同じミラ・マックスでも今回は「アビエイター」に力が入っているので不利ということ。在米組の「サイド・ウェイズ」の評価も高く5票。残りは全部「アビエイター」だった。
【総括】
ということで、筆者が昨年11月からコソコソ・ヒソヒソこのブログでやってきた、「アビエイターにオスカー三冠を」キャンペーンもこれで最後である。筆者もやるだけのことはやった(一体全体、なにをやったんだか・・・?) 後はオスカーの女神に全てを託して。
しかし、思った以上に「アビエイター」はいいところまで来ている様だ。「ギャング・オブ・ニューヨーク」よりも手応えを感じる。レオ様の来日がキャンセルされたのは残念だが、ホント、ここまで来たんだからオスカーを獲得して欲しい。
アカデミー賞の公式サイト
allcinema ONLINEのアカデミー賞ページ
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とはいうものの、予想といっても筆者は日本在住で、オスカーにノミネートされた作品は、正直言って「ネバーランド」と「Ray/レイ」しか見ていない。この2作品で筆者が評価するのなら、以前にもレビューを書いているように、圧倒的に「ネバーランド」である。「レイ」は前評判の割には大コケだ。だから予想といっても大変無責任且つ、個人の好みが優先されるが、主要6部門についてのみ触れたい。そして、以下の記号はこういうことである。
☆ 筆者の願いも加わった予想
★ しかし、実は、これが取るのではないかと思ってみたりする作品と人間
〇 在米友人達の投票(実際に作品を見ている在米友人8名の協力による投票)
では、始めさせて頂く。
【助演女優賞】
☆ ケイト・ブランシェット
★ ローラ・リニー
〇 ヴァージニア・マドセン
いきなり、評価が割れてしまった。筆者は、彼女がキャサリン・ヘップバーンを演じたというだけで選出している。何しろ、オスカー最多受賞のキャサリンのご威光はスゴイぞ。
【助演男優賞】
☆ ジェイミー・フォックス
★ トーマス・ヘイデン・チャーチ
〇 トーマス・ヘイデン・チャーチ
ここへ来て、トーマスの評価が可也上がっているらしい。在米組は万票だった。モーガン・フリーマンという声もあるが、どうも作品的に弱いらしい。筆者はある願いを込めて、こっちをジェイミーにした。というか、コラテラルの演技は良かったから・・・
【主演女優賞】
☆ アネット・ベニング
★ ヒラリー・スワンク
〇 ヒラリー・スワンク
因縁の対決再び。しかも、GG賞でも、ドラマとコメディ部門で分け合っている。しかし、前回も「アメリカン・ビューティー」でアネットを押した筆者としては、今回も彼女。
【主演男優賞】
☆ レオナルド・ディカプリオ
★ ジャイミー・フォックス
〇 クリント・イースト・ウッド
ここも割れた。筆者の希望はしつこいからカット。ジェイミーの評価は現在では真っ二つ。在米組の評価もこの三人(4-2-2票)で割れている。レオ様は「必死の演技」という評価が多い。ジェイミーも「単なる物まね」という意見があった。バランスの良さはイースト・ウッドらしい。でも筆者は(カットしたんだろう??)ジェイミーを助演にまわしてまでもここはレオさま。
【監督賞】
☆ マーチン・スコセッシ
★ クリント・イースト・ウッド
〇 クリント・イースト・ウッド
事実上の一騎打ち。しかし、最近になって「アビエイターはレオらしい作品だが、スコセッシらしさを全く感じない」という意見が大勢を占めている様だ。確かに言えるが、この年代のアメリカを描かしたらスコセッシの右に出るものは今いない。「シャーク・テイル」にも出たんだし、頼むよ~。
【作品賞】
☆ 「アビエイター」
★ 「アビエイター」
〇 「サイドウェイズ」
そして、最後の作品賞はやはり「アビエイター」。理由は色々あり、今回のノミネート作品は全て「人間ドラマ」であり、実在の人物を取り上げたのは3作品。その中からオスカー好みであるスケール大きさからいけばこの作品。(今回はユダヤ系がないので)。又、賞レースに強いミラ・マックス作品ということ。更に「ネバーランド」は同じミラ・マックスでも今回は「アビエイター」に力が入っているので不利ということ。在米組の「サイド・ウェイズ」の評価も高く5票。残りは全部「アビエイター」だった。
【総括】
ということで、筆者が昨年11月からコソコソ・ヒソヒソこのブログでやってきた、「アビエイターにオスカー三冠を」キャンペーンもこれで最後である。筆者もやるだけのことはやった(一体全体、なにをやったんだか・・・?) 後はオスカーの女神に全てを託して。
しかし、思った以上に「アビエイター」はいいところまで来ている様だ。「ギャング・オブ・ニューヨーク」よりも手応えを感じる。レオ様の来日がキャンセルされたのは残念だが、ホント、ここまで来たんだからオスカーを獲得して欲しい。
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by turtoone
| 2005-02-24 20:27
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