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暫く療養と入院、更に手術をしまして映画ブログは更新を怠っておりました。作品は鑑賞してますので、徐々に復帰させていただきます。今後共、よろしくおねがいします。


by turtoone
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オーシャンズ11 ~My Collection~

オーシャンズ11 ~My Collection~_b0046687_22484321.jpg今頃になってこの作品のレビューを書くというのも、何だかかなり時期はずれな気がする。旬が終わった白菜みたいで、味も素っ気もないかもしれないが、50音の法則だったので仕方無い。ご勘弁を・・・。

公開は2002年だったが、実はこの作品は余り公開時は印象に残っていない。というか、作品のプロモーションで、ジョージ・クルーニーが来日して、ブラピと衛星2元放送かなんかをやっていたのが凄いなって印象があって、それでシアターへ言ったのだが、マット・デイモンが仲間になるくらいになるまでは結構面白かったのだが、その後は殆ど覚えていない。プロモーションが良かったので作品のトリック、特に、コンピュータ技術的な解読とか、そういう部分に期待しすぎたのだが、作品プロモほどではなかった。つまり看板に偽りありってこと? 兎に角、途中は余り覚えていない作品だった。

しかし、当時としてはかなり早いタイミングでDVD化され、また、当時の新作としては大変お買得の価格で発売されたために、すぐDVDを購入して再度鑑賞したら、いやいやなんとも、結構楽しい映画ではないですか、と、思ったのである。特に、この作品では、アンディ・ガルシアが良かった。彼、真面目に演技しているのかどうか、たまに分からなくなるときがある、つかみ所のない俳優だ。「ゴッドファーザーPt.3」(「アンタッチャブル」の時、ゴッド・ファーザーの次回作が映画化されたら、絶対、この俳優は重要な役にキャスティングされると、殆どの映画ファンがそう思ったよね~?)のような(というか本質はこっちなんだろうけれど・・・)役から、新しいところでは「ツイステッド」の様な少しコミカルな部分まで、しかし、演技はコミカルで
ないのに、キャラのどこかにそういう部分があるのだろうか? この作品でも、オーシャンたちに金庫を破られ、殆ど空になったところを眺めて、何か考えている演技があるが、あのシーンは、正直、憎めない。また、盗まれるのは売り上げ金だけで無く、愛する女性も盗まれてしまうというオチが最初から分かっているのだが、何故か、「敵役」なのに、同情してしまったり、気の毒に思ってしまう。そういう意味では結構、万人に愛されるタイプなのかもしれない。

それと、ブラピである。この作品ではいつも何か「口にしている」という印象がある。前にも書いたかもしれないが、あの演技は、「ジョー・ブラック~」の名残りであろう。だが、ブラピだからああいう細かい演技も気になるのであるし、もしかしたら、わざとやっているのかもしれない、「死神」のギャグをこの作品に密かに持ち込んだのでは無いかとウラ読みしてしまうほどである。しかし、そういう出演者しか分からないショート、ショートが沢山あるところがこの作品の本当の面白さであろう。見た目や、ストーリーの規模とキャスティングの大仕掛けばかり前面に出されるが、実はそういう作品であり、「オーシャンズ12」では、どちらかというとこの部分がと踏襲されていた。

そういう意味では、何度見ても、新しい発見のある「飽きない」作品である。


このブログ内の「オーシャンズ12」レビュー

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by turtoone | 2005-02-21 23:27 | 映画(あ行)