暫く療養と入院、更に手術をしまして映画ブログは更新を怠っておりました。作品は鑑賞してますので、徐々に復帰させていただきます。今後共、よろしくおねがいします。


by turtoone
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ネバーランド

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ゴールデン・グローブ賞の発表が間近に近づいて来たが、その直前に大変素晴らしい物を見てしまった・・・映画の鑑賞直後に、そんな感想を持った。シネコンだったが思わず、スタンディング・オベーションしてしまいそうだった。プレビューだったら絶対立ち上がっていたと思う。筆者の一押しは「アヴィエイター」だが、その信念も打ち壊す様な、そんな素晴らしい作品だった。

公開したばかりなので、極力、ネタバレのにおいもさせない程度に感想を述べる。
まず、「無駄なカット」がひとつも無い。この作品、編集には相当な時間を使っている筈である。但し、こういう作品は一方で遊びがないから疲れるのだが、それは計算済みなのか、作品を100分に抑えている。見事に計算され尽くしている。

次に、ジョニーディップ。彼はこんなに演技の上手い俳優だっただろうか? 確かに、「パイレーツ・オブ・カリビアン」が、それまでの彼のイメージを払拭した作品であり、しかしながら奇抜な化粧で演技力をカバーしていたくらいにしか感じていなかったが、今回は脱帽であった。改めて、彼の全作品を見直すきっかけになった。

そして、ケイト・ウィンスレット。彼女はずっと本人も、また映画ファンの殆ども、「タイタニック」の呪縛が逃れられなかったが、この作品で大きく飛躍した。確かにこの間に出産、離婚、再婚、二人めの出産という色々な出来事があったが、今回の素晴らしい「母」を演じることとなったのは私生活の経験と、勝手ながら、サム・メンデス監督との生活が女優ケイトにとって大変プラスになっているのだと信じたい。そういえばメンデス監督の方は、中々作品を出していないが、ケイトのために尽くしていたのだろうか、いずれにしても素晴らしい復帰であり、更に、「エターナル・サンシャイン」の日本公開も3月に控えている。楽しみである。

監督のマーク・フォースターは「チョコレート」の監督である。正直、あの作品は筆者としては評価できなかったが、この作品の成功は、誰もが知っているピーターパンを更に深く掘り下げて、新しい「ネバーランド伝説」を作ったことである。過去にもピーターパンを題材にした関連作品は多いが、舞台を越えられたものも、又、ディズニーのアニメを超えることの出来た関連作品はなかった。この作品はこれらを「超えた」かどうかは分からないが、「並列」することが出来たというのは間違いない。今後はピーターパンといえば、オリジナルの舞台劇と、ディズニーアニメと、この「ネバーランド」の3部作で初めて完結する。そのレベルの作品を作り上げたのである。そういう意味でスタンディング・オベーションに匹敵する作品なのである。

最後にポーナス役を演じたソフィに助演男優、ではなく、助演犬優賞を差し上げたい。


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by turtoone | 2005-01-16 14:33 | 映画(な行)