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暫く療養と入院、更に手術をしまして映画ブログは更新を怠っておりました。作品は鑑賞してますので、徐々に復帰させていただきます。今後共、よろしくおねがいします。


by turtoone
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紅白視聴率 過去最低

紅白視聴率 過去最低_b0046687_15403477.jpg年末の第55回紅白歌合戦の視聴率速報が発表され、予想通り最悪の結果となった。

世相が様々な変貌を遂げている中で、勿論、変わらなくても良いものもあるが、この紅白だけは、その知名度と過去の栄光だけで生き延びていた番組である。そして、例年、様々な物議を醸し出す中にも、本質的な改革をして来なかった催事でもある。その結果がこれである。

紅白の視聴率が落ちるということは、当然、視聴率の上がるものがある訳であって、それは今回も「K-1」であり、「pride」だったりという格闘技が検討した。むしろこの「検討ぶり」は賞賛に値するものの、紅白の視聴率低迷に今更大騒ぎをする必要性も感じない。

なぜなら、前述したように、相変わらず紅白にはなんの工夫も感じられないからだ。

例えば、一例をあげればSMAPである。既にご存知の様に彼らはこの年末年始のメディアにまったくと言ってよいほど登場しなかった。完全休養をしたのであろう。だからこそ、紅白がもし、SMAPの出演を口説いていたら・・・。年末年始で唯一かれらがメディアに登場した番組になり、前回トリを取ったことも併せて、視聴率は最低でも5%は伸びたであろう。或いは、ORANGE RANGEのような中継がありなら、(前回も倉木で実績あり)もっと他のバンドのライブとの連携もありの筈だ。この大晦日は沢山のライブが各所で開催されている。

そして、格闘技を賞賛したい理由は、老若男女に支持されているということ。特に年末特番は前年もそうだった。それもそのはず、視聴者の中には、街頭テレビの「空手チョップ」に興奮した世代も沢山含まれている。これは紅白以前に「メディア」の原点なのだ。世相が混沌としているとき、災害で世界中が明日への不安を抱えているとき、一体、何を視聴者にサービスできるのかというのが、メディアの役割のひとつだということを忘れてしまった紅白は、今後は、「はじめに紅白ありき」でなく、「大晦日の一番組」になっても仕方ない。

出演者のキャラに頼るのでなく、出演者が是非、ここで自己主張をしたいという紅白の「土台造り」が根本的に求められるのである。

「マツケンサンバⅡ」が最高の出し物だったことはいうまでもない。このシングルは、新春早々、オリコンの第1位になるのではないか?

紅白視聴率 過去最低_b0046687_11543959.jpg" target="_blank">紅白視聴率初の40%割れ

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by turtoone | 2005-01-04 15:31 | 音楽