アイズ・ワイド・シャット ~My Collection~
2004年 12月 18日
年末で中々映画が見られないので、旧作、自分のコレクション棚にある作品のレビューを書こうと思う。題して~My Collection~。やはり50音順で始めたら、偶然にも、つい先日ニコールについて書いた「アイズ・ワイド・シャット」。
結論からいうとこの作品はたぶん自分の好きな作品の十指に入る。
キューブリックの才、クルーズの技、そしてニコールの美が三位一体になって完成された作品だ。しかも、この作品が巨匠キューブリックの最後の作品となったことも、何と幸せな監督だったろうと、彼の監督人生に敬意を表したい。
公開以前にとやかく言われた物語の内容も、キューブリック作品の中では最も分かり易く、一般的にも決して難解ではない。そして、全編に流れる「日常の美としてのエロス」が、様々な観点からトム扮する、青年医師に問いかけをしていく。このテンポの良さがなんとも小気味良い。
又、日常には色々な要素があるが、エロスというベクトルから考察すると、現実も夢も想像も男女も超越している存在に位置させているキューブリックの発想というのは、やはり凡人では出てこない次元だと感服する。さすがに、2001年を撮った監督だけあるって・・・。
そして、意外にも、筆者は2001年よりも、キューブリック作品の中では、こちらの方が好きだ。なぜなら、この映画の主題は、我々の日常にとても重要なことであるからだ。
同時にそれは、巨匠キューブリックが一番大事にしていたことだからだ。
そう、キューブリック監督の生涯最期の台詞は"fuck"ある。
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結論からいうとこの作品はたぶん自分の好きな作品の十指に入る。
キューブリックの才、クルーズの技、そしてニコールの美が三位一体になって完成された作品だ。しかも、この作品が巨匠キューブリックの最後の作品となったことも、何と幸せな監督だったろうと、彼の監督人生に敬意を表したい。
公開以前にとやかく言われた物語の内容も、キューブリック作品の中では最も分かり易く、一般的にも決して難解ではない。そして、全編に流れる「日常の美としてのエロス」が、様々な観点からトム扮する、青年医師に問いかけをしていく。このテンポの良さがなんとも小気味良い。
又、日常には色々な要素があるが、エロスというベクトルから考察すると、現実も夢も想像も男女も超越している存在に位置させているキューブリックの発想というのは、やはり凡人では出てこない次元だと感服する。さすがに、2001年を撮った監督だけあるって・・・。
そして、意外にも、筆者は2001年よりも、キューブリック作品の中では、こちらの方が好きだ。なぜなら、この映画の主題は、我々の日常にとても重要なことであるからだ。
同時にそれは、巨匠キューブリックが一番大事にしていたことだからだ。
そう、キューブリック監督の生涯最期の台詞は"fuck"ある。
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by turtoone
| 2004-12-18 17:03
| 映画(あ行)